港建設のMADORI 第7弾
今回は、住宅街にある角地。
角地には、道路が交差する角の方向があります。道路を隔てた向こうに建物があるので、隣家と程よく離れています。なので角の方向は隣家と距離が保たれていて、開放的な抜け感を出すことができます。
でも単純にこの角の方向に窓を作ったら、外から見られてしまいます。眺めやすいということはイコール見られやすい。
開放的にしようと思って配した窓が開けられないのでは意味がありません。
極力、カーテンをしなくてもいい窓配置が理想かなと思います。
そこで今回は2階リビングとして、角の交差点方向にL字型に窓を配置しました。
外を感じられるように、窓際にL字にダイニングソファを設置。
開放的な窓から外を眺められて、時間と季節の移ろいを感じられます。
周辺の建物も反映する事で窓からの景色も実際に近い見え方になるようにしてます。
ロフトは、長岡花火が少しだけ見られるんじゃないかという方向に配しました。
その下にはキッチン。
キッチンはそんなに天井高はいらないのでロフトの下にすると面積を有効利用できます。
ロフト・バルコニー・籠り部屋があったり楽しそうなところがたくさん配された家。
それぞれの居場所をブラッシュアップしてカッコよくしていきます。
ただいま鋭意製作中。
新築よりもリノベの方が最近は多いけど、新築の設計のようにこうやってゼロから設計する事も、設計力強化になるし何より楽しいのでやってる。
テクスチャっていう表面の素材を変えたり、家具や緑を配置したりしていきます。
照明の配置でかっこよくしたり、庭の木々の配置で潤いある敷地にしたり。
住宅って考える事とやる事がいっぱい。