2019年9月11日水曜日

杉+漆喰=変色


前々回に杉のフローリングの経年変化で飴色に変化した色をお見せしましたが、今回はどぎつい黒。

私も最初気づいたときには焦りましたね。



さすがに。


何が起こったかというと、キッチンの脇の壁を漆喰で塗ってたんです。

DIYでやってたので、フローリングに養生シートも敷かずに。

で、塗っている最中に漆喰がフローリングに落ちてそれを拭きとった。


それだけ。


漆喰は黒色じゃないですよ。

白色です。

調べてみると杉やブラックチェリーといった木材にはタンニンが多く含まれているそうな。

漆喰は原料に石灰が入っておりアルカリ性。

タンニンがアルカリ性の石灰に反応して即座に黒色に変色した模様。


早速表面をやすりで削って元のきれいなフローリングに戻しました。

試さなかったけど、酸性の酢でも軽くつけて拭いたら中性化して元に戻ったのだろうか。

今度やってみよう。


汚れても削って直る、無垢材は素晴らしい。

まあ、既製品のフローリングなら漆喰が落ちたところで黒に変色しないわけなのですが・・・

それでも手を入れてやればきれいになるのが無垢フローリング。

既製品のフローリングより長持ちすると思います。

それは20年以上たってからの経過報告になりそうですね。

ずーっと先ですが。