2018年5月22日火曜日

自宅リフォーム生活 春から夏にかけては快適なのか2

◆春から夏にかけては快適なのか

◇高断熱住宅は夏暑いか

冬暖かい高断熱住宅。

夏はその分熱がこもって暑いと思われている方も多いと思います。

この回答、半分あってます。

高断熱住宅は、冬は窓から差し込む日光の熱で部屋内を暖かくしようと考えます。

だから逆に冬の考え方のまま夏に突入すると、窓から入った日差しで室内が暑くなります。

熱がこもります。

そうならないように窓に庇(ひさし)を付けて夏の日差しを防ぐことを考えます。

新築なら最初から庇を考えておけばいいんですが、リフォームの場合庇まで付ければ一番いいとはわかっていながらも、場合によっては足場の費用が掛かったりしますし付けないことも多いと思います。

かくいう我が家も小さい庇はついてますが夏の日差しを防ぐには物足りないくらいです。


そこで夏の日差しを防ぐために簾(すだれ)を活用します。

庇がなくても日差しは防げますし、窓全面を遮蔽するのでより効果は高いです。

窓全面をふさぎますが少し隙間があるので外がなにも見えなくなるということはありません。

風情もあります。


こんなフックで引っ掛けます。

窓を開けた時に風が通るように窓から少し離して設置しました。


このひもを引っ張って


簾を巻き取りも出来る部品を付けました。

だいぶ日射を防げている感じがあります。

コメリですべて合わせて1,000円程で買えます。

値段がお安いのに効果も高いのが簾のいいところ。


この掃き出しの窓には


ブラインドを設置。

窓の外につけてます。

バルコニーがあるので雨が当たらないこの窓は、普通室内で使うブラインドを使いました。

これもニトリで安く買ったもの。

羽根の半分までしか日差しが差していないことが分かります。

部屋の中には日差しが入ってません。


ちょっと薄暗いですが、柔らかい光が入っている感じ。

日光が直接床を照らしていません。

ブラインドも室内の中に付けるより、外につけた方が効果が高いです。

外で日射を防げば室内に直接日射は入ってきません。

このように日射を遮蔽した上で、まだ外が涼しい時は窓を開けると気持ちのいい風が入ってきます。

高断熱住宅になると外壁や屋根の断熱はしっかりしているので窓が一番の弱点です。

なので、窓だけ注意してあげるといいのかなという感想。

窓の日差しを防いだうえで、高断熱住宅は夏暑いかという質問にNOと言えます。

つづく