梁と梁をつなぐため、金物によって緊結してあります。
この金物は家の外側からボルトで締めてあります。
つまりこの金物は、家の内側から外側に貫通しているわけです。
そのため、家の外側にあるボルト部分から、熱や冷気を家の内側に伝えてしまいます。
熱や冷気の橋渡し(ヒートブリッジ)になります。
そうすると、家の内側にある断熱材の性能が低下します。
また、冬場は、外の冷気が、金物を通して伝わってくるので、室内の温かい空気がこの金物に触れると、結露する可能性もあります。
結露して水が発生すると、木材や断熱材の劣化の原因にもなるわけです。
そこで
金物部分を包むように、モコモコっと断熱材を吹き付けます。
これからも家が長持ちしてもらえるように、外側に面する金物は、すべてこのように断熱材を施します。
自宅リフォーム Part23へ