2018年9月29日土曜日

自宅リフォーム生活 夏から秋にかけて

高断熱住宅。

暑さが落ち着き秋めいた季節はどうでしょうか。

夜は結構涼しい日もあります。

冷房をつけるまでもないけどどうしようか。という時期。

高断熱住宅は少ない熱でも暖かくなるので、家の中を適温にしていると冷房をつけなければそのうち家電の熱、人体の熱で室温が上がります。

26~27℃の適温になっていると夕方、人が帰ってきて料理をしたりすると28℃後半くらいになります。

我慢できない室温ではないですが、外が涼しくなってくる夜に少し暑いなと感じることもあります。

高断熱住宅に否定的な方は、高断熱住宅はオーバーヒートすると言います。

この時期は確かに冷房をつけなければ少しオーバーヒート気味になる気がします。

夏は日差しを遮りつつ、冷房を付けているのでオーバーヒートしません。

この季節、冷房をつけるかつけないか迷って結局冷房を付けない場合のみ少し暑いなという感じ(オーバーヒート気味)があるということです。

ただ、この期間はほんの1~2週間。

高断熱住宅だからこそ、冷房がいるかいらないか微妙な時期が1~2週間しかないとも言えます。

高断熱であれば冷房をつけたところでたいした電気代にはならないし、迷わず冷房をつけた方がいいかもしれません。

他の対策として窓を開けることもあります。

この時期は高断熱住宅でなくても、普通の住宅でも室温調整が難しいということが起こります。

断熱改修してない部屋で寝ている親も窓の開け閉めで室温を調整してました。

窓を開けて涼しくなりますが、外が寒くなりすぎるこの時期はそのまま寝てしまうと体調を崩します。

窓の開閉で適温を維持するのはやってみると結構むずかしいです。

窓の開けっぱなしで体調を崩す方もこの時期は多いですよね。

そんな今日この頃、ここ数日急に日中もかなり寒くなってきました。

ラジオでは朝ストーブつけたという投稿をしてた人もいました。

うちはまだまだ暖房に頼らなくて良さそうです。

これから寒くなってきて高断熱住宅の真価が発揮されます。

あったかいです。


2018年9月26日水曜日

Sさんの家 リフォーム Part6


壁も出来上がってきました。

LDKに入ったところ。

天井も高くして梁もあらわしにしてあります。


今回はナラの無垢フローリングです。

白っぽい色ですが、オイルを塗ると濡れ色になってもっと深い色になります。

杉のフローリングも素足で心地良いのでおすすめしてましたが、我が家の杉のフローリングは子供のおもちゃや物を落としたりでへこみキズがすでに多数あります。

うちではあまり気にしてませんが、杉は柔らかくて心地いい反面、柔らかすぎてキズが付きやすいです。

今回はナラをおすすめしました。


テレビボードの大きさと位置を実際に見てもらってイメージできるようにして打ち合わせ。

ちょっと小さくして位置も変えることになりました。

大工工事ラストスパートです。

2018年9月14日金曜日

Sさんの家 リフォーム Part5


小屋裏収納が形になってきました。


小屋裏の壁に開いた四角い穴。

壁の点検口になる穴です。

ここにも断熱材を入れてあります。

この断熱材をとると


屋根裏が見えます。

断熱材を取り外した瞬間、熱風がこの中から小屋裏収納に押し寄せてきます。

秋なのに、もう夏ではないのに、屋根に日光が当たり屋根裏は夏の外の気温を超えるくらい暑いです。

この熱気を防がないと小屋裏と吹き抜けは暑くて使い物にならなくなるわけです。


だから天井裏は31㎝の断熱材を入れ


小屋裏収納の壁も厚みをとって24センチの断熱材を入れてあります。


これで吹き抜けと小屋裏収納は下の階とほぼ同じくらいの温度になっていて涼しいです。

最低でもこのくらいの断熱材を入れないと小屋裏収納は秋でも暑くていられないわけです。

実際断熱材が入るまでの作業は暑さとの戦いでした。

ようやく涼しく作業できます。


既存の窓にプラスで内窓を付けるのでサッシ屋さんが寸法を測り中。

内窓はペアガラスの内窓にします。


ユニットバスも無事施工完了。


これからフローリングを張っていきます。

ナラ(オーク)の無垢材です。

写真はフローニングの裏側ですが無垢なので当然裏側もナラになってます。

あたりまえですが。

2018年9月11日火曜日

Sさんの家 リフォーム Part4


壁の断熱材も入ってきました。

家を丸ごとくるみます。


小屋裏収納と吹き抜け。

天井は断熱材の厚みを確保するために左右の部分だけ斜めにしました。


天井の通気をとるために通気くんという部材をいれます。


もともとのフローリングを下地として使います。

この上にもう一枚フローリングを張るのですが、しっかり釘を打って下地を強くしておきます。

床がシャキッとします。

2018年9月7日金曜日

Sさんの家 リフォーム Part3


大量に運び込まれた断熱材。

これが全部壁と天井に入ります。

天井の断熱材は30㎝の厚みをとりますので天井の断熱材だけで20ケースくらいあります。

小屋裏を少しでも快適にしたいからです。


元々入れてあった断熱材はあまり効き目が期待できないので、全部取り除いて改めて作業していきます。


新たに梁が必要な所に梁をかけるため手刻みで梁を大工さん加工中。


小屋裏部分と階段部分の梁がかかりました。


登って上から見た小屋裏収納と階段部分と吹き抜け部分。

小屋裏収納以外の部分の床にも合板を張って、耐震性アップと気密性アップ。