押入の壁を解体しました。
この裏にトイレがあります。
トイレの音って気になりませんか。
トイレの音がすると、使っている人も、周りにいる人も、なんか気まずいです。
私の部屋は、トイレとの間に押入があったので、押入が、トイレの音を和らげておりました。
しかし、それでも音はします。
そこで、防音対策として、断熱材を入れます。
これでいくらか防音になると思います。
最近コンパクトな新築の間取りで、リビングやキッチンの横にトイレがあるのを見かけます。
防音対策はしているのでしょうけど、リビングと一枚のドアを隔ててトイレがあるというのは、近いような気がします。
廊下を作らず、その分リビングを広くとる家が増えてきたからでしょう。
新築の場合、私はやっぱり、トイレはリビングなどの居室のそばには設けず、廊下などに配したいです。
そうすれば、リビングのドアと、トイレのドアの2枚のドアを隔てるわけで、音の緩衝になります。
距離もとれるので、防音対策になります。
昔の家はみんなそうだったはずなんですけどね。
廊下は玄関とつながっているため、トイレを廊下に配した場合、玄関に来客が来た時に、トイレの音が気になるというご意見もあろうかと思います。
来客はインターホンを押しますので、すぐに玄関を開けられることは少ないでしょうし、来客が滞在されるのは数分だとすると、トイレの音は、そこまで気にならないのではないかと思います。
やはり、トイレは、いつも過ごすリビングの脇よりも、廊下などに配し、また玄関から少し離すと理想的です。
しかし、それも住む方の考え次第ですので、いろいろ考える余地はありそうです。
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2016年5月30日月曜日
2016年5月27日金曜日
床断熱
ラベル:
自宅リフォーム
リフォームする部屋を高気密高断熱にする予定ですが、部屋をまるごと断熱材で包もうかと思います。
これがイメージ図です。
リフォームする部屋の、下の部屋は普段使わない部屋です。
この部屋、夏はエアコンを使いませんし、冬は暖房を使いません。
普段使用している部屋よりも、夏は暑く、冬は寒い部屋ということです。
非空調室です。
リフォームする部屋は、非空調室の温度の影響を受けたくありません。
また、リフォームする部屋の、夏涼しくなった部屋の温度や、冬せっかく暖めた温度を、他の部屋に逃がしたくありません。
そこでリフォームする部屋をまるごと断熱材でくるむことにします。
床は
こんな感じで、断熱材を入れて、気密もとった上で、この上に床を張っていきます。
これで下の部屋の温度の影響は受けにくくなります。
新築ですと、家全体を断熱材で包みます。
今回のリフォームのように、使用する部屋のみを高気密高断熱化すれば、家全体をリフォームするよりもコストがかかりません。
ずっと先になりますが、家全体の断熱化も出来たらいいと思いますが。
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これがイメージ図です。
リフォームする部屋の、下の部屋は普段使わない部屋です。
この部屋、夏はエアコンを使いませんし、冬は暖房を使いません。
普段使用している部屋よりも、夏は暑く、冬は寒い部屋ということです。
非空調室です。
リフォームする部屋は、非空調室の温度の影響を受けたくありません。
また、リフォームする部屋の、夏涼しくなった部屋の温度や、冬せっかく暖めた温度を、他の部屋に逃がしたくありません。
そこでリフォームする部屋をまるごと断熱材でくるむことにします。
床は
こんな感じで、断熱材を入れて、気密もとった上で、この上に床を張っていきます。
これで下の部屋の温度の影響は受けにくくなります。
新築ですと、家全体を断熱材で包みます。
今回のリフォームのように、使用する部屋のみを高気密高断熱化すれば、家全体をリフォームするよりもコストがかかりません。
ずっと先になりますが、家全体の断熱化も出来たらいいと思いますが。
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2016年5月25日水曜日
押入収納
ラベル:
その他
よくある畳一帖分の広さの押入や収納。
真ん中に中棚がついてます。
この収納の形って、よくあるにもかかわらず、使いにくいと思ったことはありませんか。
私は使いにくいと思うことがあります。
中棚の奥行きが80センチくらいあるので、いろんなものがしまえて、収納力はあるのですが、奥にしまったものが取り出しにくいんです。
棚の奥行きがありすぎるんですね。
取り出しにくいですし、そのまま奥にしまってしまうと、ずっとそのままになって何年も使わずに眠ってしまうこともあります。
何年も使わないものは、捨てたほうが片付くのに、面倒で奥にしまったまま。
これでは、収納スペースがたくさんあっても足りなくなります。
しまったものがいつでも確認できるように、見える収納にしておくことが大事です。
そのために、私は棚の奥行きを80センチも取らなければいいと思ってます。
またはウォークインクローゼットにすれば、見える収納になります。
実際自分の部屋の押入は、中棚を切って小さくして、ウォークインクローゼットのように使ってました。
見えるようにしておけば、使いたいときに即座に取り出せますし、いるもの、いらないものがすぐに判別できます。
布団など大きいものをしまうには、奥行きが必要ですが、小物などをしまうには、奥行きは抑えて、何が収納してあるのか、見える収納にしたいです。
真ん中に中棚がついてます。
この収納の形って、よくあるにもかかわらず、使いにくいと思ったことはありませんか。
私は使いにくいと思うことがあります。
中棚の奥行きが80センチくらいあるので、いろんなものがしまえて、収納力はあるのですが、奥にしまったものが取り出しにくいんです。
棚の奥行きがありすぎるんですね。
取り出しにくいですし、そのまま奥にしまってしまうと、ずっとそのままになって何年も使わずに眠ってしまうこともあります。
何年も使わないものは、捨てたほうが片付くのに、面倒で奥にしまったまま。
これでは、収納スペースがたくさんあっても足りなくなります。
しまったものがいつでも確認できるように、見える収納にしておくことが大事です。
そのために、私は棚の奥行きを80センチも取らなければいいと思ってます。
またはウォークインクローゼットにすれば、見える収納になります。
実際自分の部屋の押入は、中棚を切って小さくして、ウォークインクローゼットのように使ってました。
見えるようにしておけば、使いたいときに即座に取り出せますし、いるもの、いらないものがすぐに判別できます。
布団など大きいものをしまうには、奥行きが必要ですが、小物などをしまうには、奥行きは抑えて、何が収納してあるのか、見える収納にしたいです。
2016年5月23日月曜日
テレビボードのCG
ラベル:
家具
先日アップしたテレビボードですが、作成したのは2年ほど前です。
当時、友人と打ち合わせのやりとりをしたメールを見返してみました。
するとテレビボードを作成する前のイメージCGがありました。
打ち合わせ時のCG。
塗装前の出来上がり。
比較すると、出来上がりは、かなりCGイメージに近いです。
CG作成は結構手間がかかるのですが、完成をイメージして頂けるので、打ち合わせもスムーズになります。
かっこいいだろうと思って作っても、実際作ってみるとバランスが悪かったりすることもありますが、CGでシミュレーションしておけば、安心して作成に取りかかれます。
弊社では、新築、リフォームでも、CGでイメージして頂けるようにしております。
また、そのCG内を歩くことも可能です。
そんなCGなどもそのうち載せていこうかと思います。
当時、友人と打ち合わせのやりとりをしたメールを見返してみました。
するとテレビボードを作成する前のイメージCGがありました。
打ち合わせ時のCG。
塗装前の出来上がり。
比較すると、出来上がりは、かなりCGイメージに近いです。
CG作成は結構手間がかかるのですが、完成をイメージして頂けるので、打ち合わせもスムーズになります。
かっこいいだろうと思って作っても、実際作ってみるとバランスが悪かったりすることもありますが、CGでシミュレーションしておけば、安心して作成に取りかかれます。
弊社では、新築、リフォームでも、CGでイメージして頂けるようにしております。
また、そのCG内を歩くことも可能です。
そんなCGなどもそのうち載せていこうかと思います。
2016年5月20日金曜日
テレビボード
ラベル:
家具
2016年5月18日水曜日
通気層
ラベル:
自宅リフォーム
屋根は、太陽の光を直接受けます。
屋根の裏側、屋根裏は相当な温度上昇をします。
この暑い屋根裏をそのままにしておくと、夏場の部屋内はその影響で、暑い部屋になります。
この熱を逃がさなくてはいけません。
そこで屋根には下の図のように、通気層をもうけます。
軒裏から外気を取り込んで、通気層から屋根裏の熱を外に排出するわけです。
また通気層には、屋根裏の湿気を排出するという役割もあります。
そこで、屋根に、この通気層を確保するために
このように屋根の少し下にシートを張りました。
一番上の図で言うと、赤いラインの位置です。
このシートの上が通気層になります。
また、このシートの下に断熱材が入りますが、断熱材のある断熱層には、空気の流れを入れたくありません。
断熱材の中を空気が流れると、断熱材が性能低下してしまうからです。
断熱材の中の空気が止まっていなければなりません。
このシートは、通気層から空気が流入してくるのを防ぐバリアー的な役割もあります。
つまり、隙間風を入れないようにする、気密バリアーです。
通気層は空気を流し、すぐ下の断熱層には空気を流さないようにします。
高気密高断熱になるように、こういったところを、大切に工事していきます。
このシートの下に数十センチ断熱材が入る分、実際の部屋の天井は、これよりも少し低くなりますが、斜めの勾配天井の形がなんとなく見えてきました。
2016年5月16日月曜日
海幸オーシャンフィッシュ
ラベル:
建築めぐり
柏崎を目指します。
長岡から行くと、恋人岬があるフィッシャーマンズケープの少し手前にあります。
海幸オーシャンフィッシュ。
気に入ったので、ご紹介します。
ご主人の手作りなのか、味わいのある外装が出迎えてくれます。
正面ののれんをくぐると
通路があって
玄関になります。
貝殻が飾ってあったり、この辺りでも、なかなかない、雰囲気のある外観になってます。
建築屋として、勉強になります。
玄関に入ると
待合室的な空間があり、中に入って、私たちはカウンターに座りました。
私たちの他に、近くの常連さんがいらしているようです。
カウンター前面に、さかなクン風の一魚一会の文字が掲げられ、その下に魚の名の書かれた札が多数あり
今日の一押し地魚の場所に、その札が置かれるようです。
海鮮丼を頼んでみると
とんでもない量です。
あふれんばかりというか、あふれてます。
海鮮丼というと、いくら・うに・マグロなどが定番ですが、こちらは地元の地魚です。
新鮮な今日の一押し地魚がたっぷり入っているそうです。
まあ、うまいんです。おいしいし、量も満足です。
うにいくら丼などの定番海鮮丼もいいですが、地元にいるなら是非こういう、地元食材が楽しめるところもおすすめです。
値段はうにいくら丼と同じ位しますが、量と新鮮さは、さすが地元のものを使っているという感じです。
この日は、のどぐろ、サザエ、ホウボウなどが入っており、他に貝のような歯ごたえのある触感のものが入ってました。
ご主人に伺ってみると、タコの頭(ぼし)と言うそうです。
知りませんでした。
大変満足し、帰りにご主人から、夫婦仲良くだよ、とありがたい言葉もちょうだいし、お店を出ました。
店の外観内装の雰囲気もあいまって、非常に気に入ってしまいました。
季節が変わったら、また違う魚を出してくれるんでしょうか。
そうしたらまた行きたいと思います。
長岡から行くと、恋人岬があるフィッシャーマンズケープの少し手前にあります。
海幸オーシャンフィッシュ。
気に入ったので、ご紹介します。
ご主人の手作りなのか、味わいのある外装が出迎えてくれます。
正面ののれんをくぐると
通路があって
玄関になります。
貝殻が飾ってあったり、この辺りでも、なかなかない、雰囲気のある外観になってます。
建築屋として、勉強になります。
玄関に入ると
待合室的な空間があり、中に入って、私たちはカウンターに座りました。
私たちの他に、近くの常連さんがいらしているようです。
カウンター前面に、さかなクン風の一魚一会の文字が掲げられ、その下に魚の名の書かれた札が多数あり
今日の一押し地魚の場所に、その札が置かれるようです。
海鮮丼を頼んでみると
とんでもない量です。
あふれんばかりというか、あふれてます。
海鮮丼というと、いくら・うに・マグロなどが定番ですが、こちらは地元の地魚です。
新鮮な今日の一押し地魚がたっぷり入っているそうです。
まあ、うまいんです。おいしいし、量も満足です。
うにいくら丼などの定番海鮮丼もいいですが、地元にいるなら是非こういう、地元食材が楽しめるところもおすすめです。
値段はうにいくら丼と同じ位しますが、量と新鮮さは、さすが地元のものを使っているという感じです。
この日は、のどぐろ、サザエ、ホウボウなどが入っており、他に貝のような歯ごたえのある触感のものが入ってました。
ご主人に伺ってみると、タコの頭(ぼし)と言うそうです。
知りませんでした。
大変満足し、帰りにご主人から、夫婦仲良くだよ、とありがたい言葉もちょうだいし、お店を出ました。
店の外観内装の雰囲気もあいまって、非常に気に入ってしまいました。
季節が変わったら、また違う魚を出してくれるんでしょうか。
そうしたらまた行きたいと思います。
2016年5月13日金曜日
ゴミ箱
ラベル:
家具
新しいものには新しいものの良さがあります。
古いものには古いものの良さがあります。
でも新しいものもいずれ古くなります。
古くなったときに、またかっこいいものであればいいなと思います。
味というか、レトロ感というか。
そしてこの筒です。
古道具屋で買ってきました。
フタがついており、何かを保管するものだったようです。
ブリキです。
これをキッチンのゴミ箱に使います。
ゴミ箱は、ある程度汚くなってしまうものなので、最初から古くてもいいかなと思ったので。
とは言え、古さ全開ですのでこれをリメイクします。
そしてこうなりました。
紙を切り抜いて、塗装しました。
ステンシルというやつです。
古いものを、用途を変えて、自分好みにリメイクする。
自分でやると、ゴミ箱でも愛着がわきますし、おススメです。
モヤスゴミを入れるのが楽しいです。
古いものには古いものの良さがあります。
でも新しいものもいずれ古くなります。
古くなったときに、またかっこいいものであればいいなと思います。
味というか、レトロ感というか。
そしてこの筒です。
古道具屋で買ってきました。
フタがついており、何かを保管するものだったようです。
ブリキです。
これをキッチンのゴミ箱に使います。
ゴミ箱は、ある程度汚くなってしまうものなので、最初から古くてもいいかなと思ったので。
とは言え、古さ全開ですのでこれをリメイクします。
そしてこうなりました。
紙を切り抜いて、塗装しました。
ステンシルというやつです。
古いものを、用途を変えて、自分好みにリメイクする。
自分でやると、ゴミ箱でも愛着がわきますし、おススメです。
モヤスゴミを入れるのが楽しいです。
2016年5月11日水曜日
金物補強
ラベル:
自宅リフォーム
斜めに取り付いているのが筋交いです。
この筋交いが地震の揺れに対して抵抗し、地震に耐える壁になります。
揺れた際は、筋交いの取り付く柱は、特に力がかかります。
その力で柱が抜けてしまっては、筋交いの性能が発揮されません。
力がかかったときに、柱がその引き抜き力に耐えられるようにします。
そこで金物の補強をしていきます。
現在の建築基準法にのっとり、N値計算という方法で適正な金物を取り付けていきます。
三角の金物がそれです。
柱と梁を緊結します。
壁を壊し、柱を出してリフォームするときは、金物補強をしたほうがいいと思います。
自宅リフォーム Part19へ
この筋交いが地震の揺れに対して抵抗し、地震に耐える壁になります。
揺れた際は、筋交いの取り付く柱は、特に力がかかります。
その力で柱が抜けてしまっては、筋交いの性能が発揮されません。
力がかかったときに、柱がその引き抜き力に耐えられるようにします。
そこで金物の補強をしていきます。
現在の建築基準法にのっとり、N値計算という方法で適正な金物を取り付けていきます。
三角の金物がそれです。
柱と梁を緊結します。
壁を壊し、柱を出してリフォームするときは、金物補強をしたほうがいいと思います。
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2016年5月9日月曜日
長谷川邸
ラベル:
建築めぐり
長岡市塚山にある重要文化財 長谷川邸に行ってみました。
火事で焼けたあと、1716年に再建されたようで、今年でちょうど築300年になるそうです。
地震の際には壊れたところもだいぶあったようで、かなり大規模に改修されたようですが、木材自体は当時のものが使ってあるようです。
木の耐久性はすごいと思いました。
これは建物に入って、門を撮ったところです。
建物に入ると、屋根まで吹き抜けている大空間があります。
広いです。
窓がほとんどなく、少し暗い印象です。
寒さ暑さを家に入れないようにしていたのでしょうか。
でも、塗り壁と柱に隙間が結構あって、冬場は隙間風が寒かっただろうなと思います。
隙間から外が見えるくらいの隙間でした。
この右手に広い土間があります。
庄屋だったので、お百姓さんが運んできた年貢米を計量したり、炊事をしたりするところだったそうです。
木材の太さが重厚感を与えます。
左手には囲炉裏がある、居間スペースと
台所があり
その奥に部屋が続き
その部屋の周囲には縁側があります。
夏の日差しを遮るためか、縁側の軒の出が大きくなっています。
また、部屋は西側と北側にあるので、縁側も北側と西側を向いており、南側の太陽の日射を避ける配置だったのだろうかと想像してみました。
それとも風の抜ける涼しい方向だったのでしょうか。
夏を主として考えていたのですかね。
南側には土間スペースがあり、居住スペースはないようでした。
土間スペースは、米を保管する意味もあってか、日射を入れないため、南側に窓はほとんどありませんでした。
現在新築で建てる家は、南側に居住スペース、リビングを配置し、大開口をもうけることが基本的な考え方です。
それは、南に庇(ひさし)を配し、夏の暑い日射を防ぎながら、冬は太陽高度が低くなるので、逆に暖かい日射を取り入れ、日射という自然エネルギーを、時には排し、時には取り込むという、パッシブハウスの考え方です。
これは、家の断熱性能が向上し、窓の性能がアップしたので、出来ることです。
昔の家とは、考え方が変わってきたのだなと思いますが、日射を防ぐための庇や部屋の向きなど、いかに快適に過ごすかを考えてきたのは、今も昔も変わりません。
居間スペースから土間を見たところです。
居間スペースは、土間スペースや他の部屋に囲われた場所、家の一番中央にありました。
つまり、外の外気に触れないところにあるため、一番断熱性が高いところに配されているということです。
居間を取り囲む他の部屋が、外気から守る断熱の役目をしている感じです。
冬場、囲炉裏で暖かくなった室温を、外に逃がさない工夫なのかなと思いました。
居間スペースの床材は、いろんな人が歩いたおかげで、つやが出て、いい雰囲気になっていました。
今年は築300年ということで、夏には、越路出身の和月 伸宏の漫画、るろうに剣心の原画展がここで開催されると、管理人さんがおっしゃってました。
これにて社会科見学終了でござるよ。
火事で焼けたあと、1716年に再建されたようで、今年でちょうど築300年になるそうです。
地震の際には壊れたところもだいぶあったようで、かなり大規模に改修されたようですが、木材自体は当時のものが使ってあるようです。
木の耐久性はすごいと思いました。
これは建物に入って、門を撮ったところです。
建物に入ると、屋根まで吹き抜けている大空間があります。
広いです。
窓がほとんどなく、少し暗い印象です。
寒さ暑さを家に入れないようにしていたのでしょうか。
でも、塗り壁と柱に隙間が結構あって、冬場は隙間風が寒かっただろうなと思います。
隙間から外が見えるくらいの隙間でした。
この右手に広い土間があります。
庄屋だったので、お百姓さんが運んできた年貢米を計量したり、炊事をしたりするところだったそうです。
木材の太さが重厚感を与えます。
左手には囲炉裏がある、居間スペースと
台所があり
その奥に部屋が続き
その部屋の周囲には縁側があります。
夏の日差しを遮るためか、縁側の軒の出が大きくなっています。
また、部屋は西側と北側にあるので、縁側も北側と西側を向いており、南側の太陽の日射を避ける配置だったのだろうかと想像してみました。
それとも風の抜ける涼しい方向だったのでしょうか。
夏を主として考えていたのですかね。
南側には土間スペースがあり、居住スペースはないようでした。
土間スペースは、米を保管する意味もあってか、日射を入れないため、南側に窓はほとんどありませんでした。
現在新築で建てる家は、南側に居住スペース、リビングを配置し、大開口をもうけることが基本的な考え方です。
それは、南に庇(ひさし)を配し、夏の暑い日射を防ぎながら、冬は太陽高度が低くなるので、逆に暖かい日射を取り入れ、日射という自然エネルギーを、時には排し、時には取り込むという、パッシブハウスの考え方です。
これは、家の断熱性能が向上し、窓の性能がアップしたので、出来ることです。
昔の家とは、考え方が変わってきたのだなと思いますが、日射を防ぐための庇や部屋の向きなど、いかに快適に過ごすかを考えてきたのは、今も昔も変わりません。
居間スペースから土間を見たところです。
居間スペースは、土間スペースや他の部屋に囲われた場所、家の一番中央にありました。
つまり、外の外気に触れないところにあるため、一番断熱性が高いところに配されているということです。
居間を取り囲む他の部屋が、外気から守る断熱の役目をしている感じです。
冬場、囲炉裏で暖かくなった室温を、外に逃がさない工夫なのかなと思いました。
居間スペースの床材は、いろんな人が歩いたおかげで、つやが出て、いい雰囲気になっていました。
今年は築300年ということで、夏には、越路出身の和月 伸宏の漫画、るろうに剣心の原画展がここで開催されると、管理人さんがおっしゃってました。
これにて社会科見学終了でござるよ。
2016年5月6日金曜日
幣束
ラベル:
自宅リフォーム
小屋裏(屋根裏)に登ったら
幣束(へいそく)を見つけました。
当時の上棟式で、工事の安全を祈願した際に使ったものです。
その時、大工さんが我が家の一番高い屋根の位置に取り付けてくれたようです。
なんとも味のある文字に、ニヤッとしてしまいました。
自宅リフォーム Part18へ
幣束(へいそく)を見つけました。
当時の上棟式で、工事の安全を祈願した際に使ったものです。
その時、大工さんが我が家の一番高い屋根の位置に取り付けてくれたようです。
なんとも味のある文字に、ニヤッとしてしまいました。
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