2019年7月24日水曜日

蔵の解体


明治に建てられた蔵だそう。

築100年越えということになります。

蔵の解体は構造上今の住宅と違うので慎重に取り壊します。

普通の住宅と違い重機のオペレーターもかなり気を使うそう。

土壁の埃など舞い上がるので、それを防止するため水をまきながらやっていきます。


ここまでくれば一安心。


土壁は断熱効果があり蔵の中に入ると少しひんやりします。

昔の人の知恵です。

だからと言って今の家に土壁を使うかというと使いません。

今の断熱材の方が土より性能は上ですし。

土は重いので地震に弱いですし。

また、蔵は極力窓をなくして日光を中に入れないようにしているので涼しいのです。

小さい窓が2つしかありませんでした。

蔵に窓を大きくとったら暑くて冷温保管なんてできないんでしょう。

エアコンもなかった時代の冷温保管する工夫ですね。

住宅ではこんなに窓が少ないと暗くて住めません。


人が快適に住むということを考えて住宅をつくっていきたい。
そう思います。



2019年7月10日水曜日

毎年恒例 idデッキ塗装


長岡は雪を消すための井戸水で、白かったデッキも黄色くなります。

他県から来られた方は長岡の道路が茶色いことに驚かれる様子。

idのデッキは毎年塗ってます。


雪が乗るデッキの床は塗装ごとはがれてしまいます。

雨だけならここまでにはならないところ、にっくき雪。

雪が乗らない横の面はそこそこきれいなままなのです。


今年はグレーを塗りました。

井戸水の黄色もなくなりきれいになりました。


2019年7月4日木曜日

ブラックチェリーの手すりにしてみる


子供の落下防止のために簡単な手すりを作ります。

とは言え今後取り外すこともないので、簡単だけどしっかりしたものにしたく。

せっかくなんで、ブラックチェリーを選んでみました。

木材の中でも高級な部類。


無垢そのままだと少しピンクがかった色。

ブラックチェリーというだけあってアメリカの黒っぽいサクランボの木だそうな。


と、いきなり完成。

1時間もあれば完成。

ちょっと古風な窓手すり。

これで子供の落下の心配はなくなりました。


これはオイル塗る前。


オイルを塗るとうすいピンク色から茶色になります。

年月が経つとどんどん飴色に変わっていくブラックチェリー。


オイルを塗ると印象が変わります。

この飴色がブラックチェリー特有の色。


木の木目が方向によって変わります。

板目・柾目とありますが、斜め方向もあり波打っているような木目も混ざります。

またこれがいいんです。

無垢材が好き。


板目でそろえるでもなく柾目でそろえるでもなく、何も考えずに配置。

いろんな木目が見れて楽しいので。

妻にもいいねと言われたので満足。


ブラックチェリーは日焼けによって飴色への変化が激しい木材。

窓際の日当たりでどんな色になっていくか楽しみです。

2019年7月1日月曜日

小上がりダイニングのメリットとデメリット


うちのダイニングは2段上がったところにあります。

ここで食事をするわけですが、住んでみて使ってみての感想を少々。

主に子供が小さいことが原因のデメリットなんですが。



デメリット

1.子供がキッチンに登れる高さなので、包丁など危険なものは置けない。


子供用の柵を設置してキッチンには登れないように対策してあります。

それでも子供が立てるようになると、小上がりからキッチンに手が届いてしまいます。

キッチンの上にはあまり危険なものは置けません。

気を付けていれば問題ないです。



2.水道を子供がいじる。


キッチンはオープンキッチン。

キッチン前に壁はありません。

ですから水栓は子供がいじれる位置にあるわけです。

初めの頃は水栓を出したり止めたりが楽しくていたずらしてました。

ダメだよって教えてたらいつの間にかやらなくなりました。

飽きたのかも。



3.子供が歩き出したころは階段が少し危険。

室内に階段があるわけですからよちよち歩きの時は階段に上るとソワソワします。

ですので子供がもう少し小さい時はこの階段前に柵をつけて小上がりに上れないようにしてました。

この柵を超えて大人はダイニングの方に行っていました。

というよりは柵があって小上がりに行くのが面倒なのであまり小上がりダイニングは使ってませんでした。

友人に聞いたりすると、2階へ上がる階段でさえ柵をつけてないって言ってた人もいました。

踊り場もあるから下まで落ちることがないから、柵はつけていないそう。

子供は子供なりに危ないってことが分かってくるのかもしれないですね。


続いてメリット。



1.ダイニングにいる家族との目線が近い。


小上がりダイニングは床から40センチほど上がってますので、キッチンに立った人との目線の高さが近いです。

最近しゃべるようになってきた息子とこんな感じで、私がキッチンで作業しながら話たりしてます。

つまみ食いしておいしいと言ってます。

子供が小さい時はキッチンの上にある包丁などを触ってしまうということがデメリットでしたが、もっと大きくなって色々分かってきたら、一緒に家事を手伝ってもらおうと期
待。

今度はデメリットからメリットになるかも。


オープンキッチンなので遊んでる姿が常に見えるので、母親も安心。



2.段差が楽しい。


歩くのがまだおぼつかなかった頃は階段の上り下りは見ていても怖かったですが、足元がしっかりしてきた最近では楽しそうにすべり台を滑ったり、階段を上っては下りて遊んでます。


室内に階段があるってなんか楽しい。(子供だけじゃなくて自分もです)



3.床下収納が意外に使える。


計4カ所床下収納のフタがあります。

40センチ上がっているので、結構大きい荷物も収納できます。


この小上がり部分がすべて収納になってます。

メリットデメリットはこんな感じです。



あと一つデメリットが


窓の高さはリフォーム前と一緒。

小上がりが高くなったおかげで窓を開けたら子供が窓から落ちる危険があります。

いつか窓手すりを付けようと思ってましたが、子供がどんどん大きくなってきて、そろそろ窓を乗り越える心配もあり、ようやく手すりを付けます。

次回へ続く。