2016年4月30日土曜日

トイレ収納

今から4年前に作ったトイレ収納です。



ウォルナットの突き板に、蜜蝋ワックスを塗って仕上げたものです。

 

ここは扉になっており、収納です。

柄のついた掃除道具もしまえます。



ここはトイレットペーパーを収納できて、一つずつ引き抜けるようにしてます。

こんな感じで引き抜きます。動画は音が出ないようにしてあります。





これが4年後の現在のものです。

一番上の4年前の写真より、少し日焼けして、色が多少濃くなりました。

全て、本物の木を使っているので、味が増してます。

天然の木の家具はいいですね。

2016年4月28日木曜日

床解体

床を解体していくことにします。



フローリングと、その下の床下地板も解体します。



構造材が出てきました。

そして



床の下地を新しい構造用合板に取り替えていきます。



これは新築の写真ですが、梁の上に構造用合板を敷き詰めます。

梁と板が一体になり、地震の揺れが起きた時に、ねじれに強い構造となります。

ちなみにこの写真は、2階の上の梁の上にも合板を張った写真です。

合板が張ってある高さが、隣の家の屋根の高さにあるのがわかると思います。

つまり1階、2階、その上の小屋裏の3層に全て合板を張り、地震に強い、耐震等級3(最高等級)の建物としました。



今回の我が家も、新築と同じ厚みの構造用合板を張っていきます。

左の板が今までの合板、右が今回張る合板です。

今までの倍の厚さとしました。

この板の部分だけで言うと、地震に対する耐力は、約2.5倍になります。

厚みを増やすだけなら、今までの床に2重張りすればよく、わざわざ下地まで壊して、張り替えなくてもいいかとも思ったんですが、断熱気密のためもあって、やりかえます。

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2016年4月26日火曜日

金物点検

木材と木材の接合には金物を使用してあり、ナットがきちんとしまっているか点検します。



全ての金物の点検を行います。

少し緩んでいるところは、しっかり締めるようにします。

工事完了後は、確認できなくなったり、確認しにくくなったりするので、今のうちにきちんと点検しておきます。

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2016年4月25日月曜日

LINEでご覧の方

私がLINEでブログを見ると、うまく表示されなかったりすることがあります。

もしそのような方は、iphoneであれば



赤丸のところから、『Safariで開く』でSafariで見て頂き、ブックマークして下さい。

Safariで見たほうが快適に見れるようです。  

2016年4月22日金曜日

m.m BEAUTY PARLOR

美容室 m.m BEAUTY PARLOR エムエム ビューティーパーラー。

皆さんエムエムと呼んでます。



この度オープン1周年を迎えます。

改装工事をお手伝いさせて頂いてから、早いもので1年です。

いつもオーナーが、お客様が居心地よくいられる空間づくりを考えています。

私が行く度にインテリアなどの変化があり、飽きさせず、いつもかっこいいです。











かっこいいし、かわいいです。

先日も、オーナーが用意した流木を、玄関に飾りたいということで



いつものように、私と二人でああしたらいい、こうしたらいいなどと話しながら取り付けました。

そのあと行ってみると



桜が添えられ、ピンクの挿し色がすごく玄関に映えていました。

かっこいいし、癒されます。

オーナーのセンスに、いつも感心させられます。

2016年4月21日木曜日

小屋裏

通常業務があるので、自宅リフォームは一番後回しです。

ゆっくりやって行きます。

内装工事もだいぶ先でしょう。

ゆっくり工事していくので、それをいいことに、その過程も出来るだけお見せしていきます。

工事完了後は見れなくなる部分が、ブログで見れると面白いですね、というお声も頂戴しましたので、そういった写真も色々と載せていければなと思っております。

というわけで、あまり普段見ないようなところの写真を。



丸太梁です。

 

丸太梁と梁の接合部は、大工さんが梁をきちんと手刻み加工して接合してあります。



部屋の天井を解体した後です。

もともとの天井は、丸太梁から50cmほど下がったところにありました。

iphoneのパノラマ写真で撮ったので、丸太梁が曲がったように見えますが実際はまっすぐです。

この木がむき出しの状態がかっこいいので、完成でいいんじゃないですか、とブログを見た人に言われましたがそういうわけにはいきません。

夏は屋根に直接太陽光が降り注ぐので、屋根の内側はものすごい熱さになります。

そのままでは住んでいられません。

この屋根裏(小屋裏)はその熱気を逃がす役目もありますし、断熱材もしっかり入れなくてはいけませんので、残念ですがある程度隠さなければなりません。

ですが、丸太梁は見せながら、天井は高く、空間は広くしていきたいと思っております。



小屋裏にあがるとこんな感じです。

窓がないので暗いです。

屋根勾配があるので、高いところで2メートル以上あります。

小屋裏収納として、使えそうです。

ただ、小屋裏収納は天井高さ1.4メートル以内と決まっているので、それ以下にしないといけません。



小屋裏から部屋を見たところ。

小屋裏収納を作ったら、こんな感じで部屋を見下ろすのかなと想像します。

また、色々と写真を載せていきます。

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2016年4月20日水曜日

リメイクイメージ



このタンスをどんな感じにリメイクしようか考えるために、カラーシュミレーションしてみました。

 

ウォルナット色。

 

チーク色。



混ぜてみました。



カラフルに。

外壁塗装工事をする前に、イメージするために、こういうカラーシュミレーションをして、お客様と打ち合わせをすることもあります。

実際の出来上がりとは違ってしまいますが、シュミレーションしておくと、大体のイメージがつかめて、考えがまとまるのでいいです。

そしてこのタンス。 

カラフルにするのも面白いですが、単色は統一感があって、捨てがたい。

あまりカラフルにしすぎると、ひいばあちゃんに申し訳ないだろうかと思ったり。

考えがまとまりますとか言いながら、なんだかんだで迷ってしまってますが。

 部屋のイメージと合わせて考えていきます。

2016年4月19日火曜日

古家具

ひいばあちゃんが使っていたタンスです。



嫁入り道具としてのものでしょうか。

使わないということなので、私が使ってみようかと思います。

上下でセパレートになっているので、タンスの上の部分の



これと



これが小物入れとして使えそうなので、もらいました。

田舎の家には、どこの家にも昔はあったものでしょう。

捨てずに使ったら面白そうです。

昔の家具は、表面にテカテカ塗装をしていたり、シートを張って化粧をしているわけではなく、木をそのまま使っています。

ですので、表面をやすってあげれば、木肌が出てまたきれいになりそうですし、ワックスを塗って味を出しても面白そうです。

そのままでは、ただ古いだけなので、手を入れようかと思います。

金具も今は使わないような



こんな補強金具や



こんな取手がついていて、かわいいです。

桐ダンスは軽くて、持ち運びも楽です。

木の接合にはこんな



木のくぎが使ってあって、昔の人はすごいです。

鑑定眼など微塵もないので、いいものかどうかはまったくわかりませんが、長く使えそうなものは使っていきたいです。

新しくリフォームする部屋で、主張しすぎない程度にふわっと溶け込んでくれたらいいなと思います。

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2016年4月17日日曜日

出来ること

熊本の放送をみて、何か私に出来ることがあるかと考えます。

建築屋として、出来ること。

つぶれない家を作ること。

ライフラインが切断されても、生活出来る家を作ること。

こんな私でもやれることはあると思います。


2016年4月15日金曜日

Fyuse

友人のフェイスブックで知ったのですが、Fyuse(フューズ)というスマホアプリ。

3D写真が撮れます。

ためしに北長岡駅を撮ってみたので貼り付けてみました。

自分を中心に撮ってみると、パノラマ写真が撮れます。

スマホで見る場合、スワイプしてもいいですし、スマホ自体を動かして見ることも出来ます。

この、スマホを動かして見れる、というところが面白いです。


それと、会社の駐車場の名前のわからない花を撮ってみました。

対象物を中心に撮ってみると、3D写真になります。


なんとなく、その場でほんとに見ているような錯覚感。

風で揺れているのも分かります。

建築中の写真も、いろいろ面白そうなものが撮れそうです。

こういうものが撮りたくて、アップルのQuicktime VRが面白いなと思ったことがありましたが、使い方が全然わかりませんでした。

それがこんなに簡単に、誰もが持っているスマホで、しかも無料で撮れるという。

すごい時代が来たものです。

2016年4月13日水曜日

温湿度計

ただいま賃貸マンションに住んでおりますが、こんなものを使ってます。



温度と湿度とその場所の明るさを1時間ごとに記録してくれる『ログみーる』というものです。

大きさはこのくらいです。



結構小さいのでどこにおいてもそんなに気になりません。

スマホを近づけて、Bluetoothで同期させると記録された温度・湿度・明るさをスマホで表示記録して、グラフにしてくれます。

さらにそのデータはエクセルに変換してパソコンでデータを見れるという、なかなかやるやつです。

私が仕事、妻が休みの、ある冬の日。

仕事から帰ってきて、私がこのログみーると同期してスマホを見ると、午前10時頃から部屋の温度が下がっていることがわかりました。

妻に10時前くらいに出かけた?と聞いたところ、9時半頃から出掛けたとのこと。

人の行動を追いかけるような質問は、あんまりいい趣味ではないので、そういう使い方を普段はしてません。

何が言いたいかというと、30分もすると、部屋の温度は結構下がるんです。

うちのマンションはエアコンと補助暖房くらいで過ごせるので、石油ファンヒーターを使う我が家よりは、断熱性能が高いと思うんです。

ですが、温度を見ると、エアコンを止めた時から、如実に温度が下がっているんです。

もっと断熱性・蓄熱性を高めれば、この温度低下も緩やかになるでしょう。

妻の行動が分かることもなくなるかもしれません。

リフォーム中から、断熱効果はどうなるのか、ログみーるを使ってみようと思います。

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2016年4月12日火曜日

ソファーダイニング

間取りは、もともと私の使っていた部屋と、隣の部屋との壁を壊して、つなげて20帖程の大きさの部屋にします。

ここにリビングとダイニング、キッチン、寝室、さらには収納を作りたいと思っています。

これだけ詰め込むとなると20帖では結構狭くなるので、ソファーダイニングにしようと思います。

ソファーでリビングとしてくつろぎながら、食事の際は、ダイニングとして使うという感じです。

リビング兼ダイニングになるので、場所が少なくて済みます。



今、妻といいなと話してるソファーです。

色も気に入ったんですが、ダイニングとしても使うソファーなので、汚れた時にカバーが外せて洗えるのもいいんです。

コンパクトに住まうにはソファーダイニングもおすすめです。

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2016年4月11日月曜日

気密テープ

気密テープを貼っております。

柱の外側にせっこうボードが張ってあるので、これを利用して気密を高めていきます。

徹底的にスキマをなくしていきます。



今回のリフォームは、外の工事をしませんので、内側からテープを貼っていきます。



新築や外壁張替えのリフォームであれば、こんな感じで外側に張った面材にテープできるので、これで気密をとっていきます。

外側からテープできるので、凹凸がない分、比較的、楽なんですが。

内側からのテープ貼りは、柱や梁、下地材など凹凸が多く結構大変ですが、徹底してやりたいと思います。

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2016年4月9日土曜日

気密性向上

なぜ気密性を高めるのでしょうか。

気密性を高めると家は快適になるのでしょうか。

自分の部屋を高気密・高断熱リフォームして、実証していきますよ。


気密性を向上させることとは、スキマをなくすこと。


スキマがあれば、冬は冷たい風、夏は暑い風が直接入ってきます。

それは避けなければなりません。

だから、気密性を高めます。



断熱材は断熱材の繊維の中の空気が止まっていることで断熱性能を発揮します。

壁の中にスキマ風が入ってきて、断熱材の中を風が通ってしまっては、断熱材の中の空気が動いてしまうので、せっかくの断熱材が良く働いてくれません。

せっかく分厚く断熱材を入れても、ちゃんと機能してくれないなんて、いやです。

だから、気密性を高めます。

冬暖かく、夏涼しい、快適な家のために、まずは気密から。

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2016年4月8日金曜日

気密をとる

解体がひと段落しました。



まずは気密工事に取りかかります。

気密をとるというのは、外の空気を家の中に入れないようにすることです。

隙間風をなくすということです。

我が家は、柱の外側にせっこうボードが張ってありました。

まずは、このせっこうボードを気密層として壁内に隙間風をいれないようにします。

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2016年4月2日土曜日

丸太梁

天井も解体していきます。



天井がなくなると、今までより上に空間が広くなった分、同じ広さの部屋なのに広く感じます。

解体が進み



丸太の梁が出てきました。

今では、大きな梁が必要な箇所は、集成材の梁を使いますので、最近の新築では丸太梁はあまり使わないですね。

耐震を考える時、大きな梁が必要な箇所に、集成材であれば梁をいくらでも大きく出来るので、有効なんです。

でも、当時は集成材がなかったので、丸太梁を使っていました。

大工さんが手刻みで加工したのがわかり、改めて大工さんはすごいなと思わされます。

そして、木の雰囲気があります。

木の柱や梁など、軸組を見るのが好きです。

建築屋だからでしょうか。

それとも、これからはじまる工事への期待感のせいでしょうか。

建前したあとの柱と梁だけの家を見るとわくわくします。

子供の頃、毎日工事中のこの家に遊びに来て、大工さんに相手してもらってました。

探検がてら工事を見てました。

この丸太梁も毎日見れたらと思います。

ぜひ部屋の一部として見せていきたいと思います。

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2016年4月1日金曜日

解体中

壁を解体していきます。



出来るだけ解体を少なくし、使えるものは使いたいのですが、性能を上げるためにやむを得ず解体します。

柱や梁などの構造体が出てきましたが、劣化もなく、まだまだがんばってくれそうです。

見た目の内装リフォームだけでなく、構造など中身も手をかけてやることで、これからも長く住み続けたいです。

100年は、余裕でもたせられるように。

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