2022年9月27日火曜日

Wさんの家 子供部屋リフォーム3

 



1階の屋根裏に通じる壁の穴。

家の構造的に言うと、屋根裏空間は外気が入ってきて換気を必要とする空間。

屋根があって家の中ではあるけど、外の空気が入ってくるということは、断熱的に言うと屋根裏空間は『外』なんです。

現状は外気が壁の中を通り抜ける状態。

ということはこの屋根裏空間と壁がつながっていたら夏暑く、冬寒いわけです。

つながっていていいわけないんですね。


というこんな感じでふさぎました。

こうしないと断熱材は長い間に


こうなります。

カビなのか真っ黒になって効果が期待できません。


壁の下も1階と通じる穴があるので、断熱材と発泡ウレタンで隙間ふさぎ。

これが通気止めというものです。

これがないと断熱材は


こうなります。

せっかく入れた断熱材の効果を享受できるように隙間をふさぐ。

気密施工はしっかりしましょう。

しっかりやるとリフォーム前後で違いが体感できますよ。