2025年6月5日木曜日

タイル風呂をユニットバスに入れ替える。断熱施工を添えて

 


お子さんやお孫さんが遊びに来ても、寒いから入るのに躊躇してしまうタイル風呂だそう。
お風呂って間取りの面から言っても、日当たりを重視するようなものではないから、北や西にもっていきがちなのです。
西といえば冬の長岡は寒い風が西から来ます。

写真の窓は出窓になっており、壁の外に突き出ているから断熱が全く聞かない構造のため、もろに寒さを受けます。
また右側にルーバーガラスがついており、このルーバー窓は閉めても絶対すきまができますので、西側の風がお風呂の中に入ってきます。

こりゃ寒かっただろうなとこれだけでも推測できます。


タイルをすべて解体。
タイルの表面のひんやりとした冷たさが、さらに体感温度を下げるので寒いのです。


お風呂の壁にぎっしり断熱材を入れます。
天井にも入れます。
お風呂って裸で入るから、普段過ごすリビングよりもそりゃ寒く感じます。
だから、断熱はしっかり入れないといけません。

そして窓はトリプルガラスの気密性の良い滑り出し窓に入れ替えます。

この断熱材の量をご覧になられた時点でお客様に大変喜んでいただきました。
車庫に運び込んであった、車庫を使えなくするくらいの量の断熱材を使い切りましたからね。
結構な量使うんですよ。


ユニットバスが入ったところ。
入口の上にもしっかり入れて4面ぐるりと断熱材で囲みます。


これで暖かくなったでしょう。
ただお風呂を入れ替えるにも、しっかり断熱材を入れているか。
天井にも入れているか。
そんなところも大事になってきます。
天井には浴室暖房がついて、完璧。

脱衣室の窓にはペアガラスの内窓を入れました。

今なら補助金が出ます。
今回、浴室窓に91,000円、脱衣の内窓に28,000円

浴槽の高断熱浴槽や浴室暖房にもでます。
その他合計20万円くらいの補助金が出ることになります。



脱衣に暖房機も取り付けられました。
暖房だけでなく、送風もあって夏にも活躍しそう。
あとドライヤーなんかもついていて、結構便利。

もうお風呂が寒いなんて言われないでしょう。
皆さんもリフォームするときは、ただきれいにするのでなく、断熱施工を一緒に考えましょう。