2025年10月17日金曜日

Tさんの家 ダイニングキッチンを断熱リノベ Part4

 


オーク柄のキッチン。
クリナップのセントロ。
クリナップのキッチンでは最上級グレードのものになります。


キャビネットがステンレス。さびにくくて長持ちします。


自動で洗ってくれる洗エ―ルレンジフード。


食洗器も付いて


高級感あります。
床のオークとも統一感がよい。


窓には内窓を設置。
先進的窓リノベで半分ほどは補助金で賄えます。
この補助金も3年目の今年が最後。
使えるときに使っておきましょう。

右の窓は出窓なので、断熱の弱点。
内窓で、快適になるでしょう。
遮熱フィルムのおかげで、夏の日差しを跳ね返して室内の気温上昇を和らげる効果もあります。


さらにダブルのロールカーテンを設置。

白いシースルーの方を使って日差しを柔らかく遮ったり、緑の
遮光の方で完全に日差しをシャットアウトできたり、2種類のカーテンが備わっております。


その後お住いになってみて、快適ですとの声を頂戴して大変うれしく思います。




リノベ前はエアコン暖房であったかく、なんて無理だったでしょうけど、断熱リノベでパワーアップしたこの部屋は、この冬エアコン暖房で過ごしていただきましょう。

2025年9月30日火曜日

Tさんの家 ダイニングキッチンを断熱リノベ Part3


正面に見える窓の上に四角い穴があるのがわかると思います。
出窓の上の庇部分の裏。ここに穴が開いているわけですが、ここから外の風が入ってくるので


シートでふさぎます。


むこうの壁の上も穴が開いてます。
このキッチンの部屋を快適にしたいから、向こう側の空気は遮断したい。



そんな穴もシートでふさぎ
断熱材を入れていきます。


断熱材を入れたら、この部屋の外となる部分と遮断するため、フィルムとテープとスプレーで隙間を埋めていきます。


断熱材がぎっしり入って、他の空間とは断熱的に区画して独立させたこの部屋は、ほかの部屋と比べてとても快適になるのでしょう。
奥様いわく、冬は底冷えが半端ないそうで、この部屋はそうならないように配慮しました。


キッチンと合わせたフローリングを張っていき、仕上げに近づいていきます。

2025年8月27日水曜日

Tさんの家 ダイニングキッチンを断熱リノベ Part2


工事する前に床の中身がどうなっているか、つまりフローリングを張る下地がどうなっているか、わかるところから覗いて確認しますが、どうしても床をはいでしまわないとわからないところってあります。
解体してようやく全体があらわになったところで、初めてどのように工事していこうか考えることは良くあること。
ここはこの下地材を使って、現状の床と平らにしていこうなど考えていきます。

床の中の構造がはがないとわからないところは、工事に入る前に今までの経験で推察して、この材料が必要だろうなと予想して材料を考えておきます。
解体してみないとすべてが見えてこないところがリフォームの大変なところだし、面白いところ。

解体後大工さんと相談し、方向性を決めたところではいだ床の下地の間に断熱材50㎜入れていきます。


その上に下地を流して


その間にも50㎜の断熱材を入れていきますので50㎜+50㎜で100㎜。
この部屋は高床基礎の上にある部屋なので、床下は完全な外になっており、冬は寒い風が吹きつけるでしょう。
という事で50㎜に50㎜を加えて断熱を付加して2倍入れます。
こうしておけば、床の底冷えを防いで、暖房の効き目もよくなります。


寒い家って直接床の寒さが足から伝わってきます。
床は、壁よりも天井よりも直接触れるところなので、たとえスリッパをはいていたとしても、寒さを感じてしまう部位。
断熱上、重要部位 『床』
そういったところから、私は最近、床断熱は最近2重に入れるのがおすすめとさせてもらってます。


この辺で水道屋さんも登場。
断熱材を入れる前に配管工事。


2階のトイレの排水管が壁の中を通っています。
本来なら壁の中ではなく配管が通るスペース・パイプスペースを作ってやれば一番いいのですが、この部分にキッチンが来るので変なスペースを新たに作ってはキッチンがおけなくなるので、パイプスペースは作らず、壁の中を通ったままとします。
これも壁を開けてみて配管がここにあることが分かったという事例。
釘で打ち抜かないように気を付けて工事します。

それと2階のトイレを使用すると水が流れる音がそこそこします。
ここにはグラスウールという断熱材をしっかり入れて、配管周りを覆うことで防音・吸音させて音を防ぎます。


床張りが終わったので次は大工さんが何をやっているかというと


壁の下の床との間のすきま埋め。


あおい断熱材スタイロエースⅡをいれて小さいすきまには断熱スプレーで小さいすきまも見逃さない。

これは床から空気が壁内に移動しないようにする気流止めって言われる工事。
床と壁・壁と天井 これらはそれぞれ空気の行き来がないようにします。
暖かい空気は自然と上に上がる性質があるので、隙間があると、床のすきまから壁を通り、天井を通り、外に逃げてしまいます。
空気はとどめておかないと断熱効果を発揮しません。
私が一番大事にしている断熱の基本的な考えは、『なるべく空気を動かさないようにするにはどうすればいいかを考えること』

この部分はどう工事すればいいかなと考えるときは、基本に立ち返り、空気を動かさないように隙間を埋めるってことを考えながら進めていきます。

2025年7月29日火曜日

Tさんの家 ダイニングキッチンを断熱リノベ

 弊社が推奨する部分断熱リノベ。
リノベとリフォームの違いって、わかりますか?
リノベとは新たな価値を加えることらしく、リフォームは古くなったところを新しくするってことらしいです。
実は、私もあいまいなままでした。
豪快に解体して間取りまでいじって、今までと全然違うものにするのがリノベだと思ってました。

断熱性能をアップする工事というのは、断熱性という価値を新たに付け加えて快適にするってことなので、『リノベ』ってことですね。

という事で、間取りはそのままなのですが、Tさんの家は断熱リノベという事になります。


8.5帖のダイニングキッチン。
この一部屋の床・壁・天井をすべて取り払い、断熱材を入れ替えます。


工事初日は業者さんが、解体のため入り乱れております。
水道屋さん、ガス屋さん、キッチン屋さん、大工さん。


断熱材も当時の性能のモノなので、高性能なものに変えていくため取り払っていきます。



床や天井についても同じく当時の断熱材は取り除き、構造躯体だけのきれいになったところ。
新しい断熱材を入れていきます。

当時、港建設で建てた家を、またこうしてリノベ。
弊社も当時と代替わりしましたが、変わらず依頼してくれるTさんに感謝しつつ、工事を進めてまいります。

2025年6月23日月曜日

港建設のMADORIをパワーアップして360度見れるようにしました!

港建設のMADORIをパワーアップして360度見れるようにしました!

ここから入って  家に入る バーチャルツアー ってボタンを押してみてください。



まず入ると1階の平面図が出てきます。


例えば玄関の緑の丸を押すと


玄関の画像が見れて、ドラッグやフリックすると


パノラマ画像なんで、360度ぐるぐる回せます。
一枚画像では見れない部分まで見れます。

これが個人でできるようになったなんて、やっぱデジタル時代はすげーや。


階段のこの緑の矢印で2階に上れます。


または玄関にある階段のところに


この 2階へ っていう緑の丸があるのでこれを押してもよいです。


2階へ上がると広々としたLDK。
これももちろん360度回転して見れます。


この赤い丸は夜に切り替えボタン。


ボタンを押すと夜になります。
もう一度押すと昼になります。


こんな感じで、港建設の提案する家をパノラマでご覧になれますので、ぜひいろいろいじって遊んでみてください。
実際に見てもらったほうが早いですね。

スマホでも動きますが、PC画面やタブレットの方が画面が大きいので見やすいですね。
あとWi-Fi環境の方がスムーズに見れます。

息子も家の中を一周ぐるっと遊んで楽しかった。と言ってました。

もう一度リンク貼っておきます。

2025年6月10日火曜日

わからない部品は写真検索でわかるからいい世の中になったよなー

 


お客様より浴室の排水目皿が割れたとのことで相談がありました。
新しいものが欲しい。

浴室のメーカーはYAMAHAということは、浴槽についていたロゴでわかったけれども、今はトクラスというメーカーになり、30年も前のものはどうだろう、探せるかな?

知識のある業者さんに写真を送ったけど、見たことないとの回答。

こんな時はスマホの写真検索。
写真を撮って検索するだけで、どこのメーカーかもわかるし、ネットで販売しているかもわかっちゃう。

トクラスの人に聞かなくても自分で入手できます。
今回のように目皿の交換くらいなら自分で買って自分で取り換えればいいですもんね。

皆さんも困ったときは写真検索が便利です。
なんていう便利ツールがスマホ一台で使えるようになってしまったんだろう。

2025年6月7日土曜日

港建設のMADORI 間取り第7弾をブラッシュアップしたので公開しました。

➡港建設のMADORI 第7弾


この前掲載した写真に小物を追加してより映えるようにしてみました。



これが前回。

小物を置いただけでなく、ソファーの布の質感とか、テーブルの天板の光の反射などをいじって本物に近くなるように仕上げました。

角地に建てる住宅。
より外を感じられる、景色の抜けるところは交差点のある道路側と判断して、外からの目線を気にすることのないように2階リビングとして、窓を全開してもいいような配置にしました。


同じ画角で夜の雰囲気も出せちゃう。
間接照明で壁を照らして柔らかい明るさで。


寝室と庭とウッドデッキ。


南の植栽とウッドデッキ。


植栽が住宅とよく合います。

詳しくは ➡港建設のMADORI 第7弾 へ。

2025年6月5日木曜日

タイル風呂をユニットバスに入れ替える。断熱施工を添えて

 


お子さんやお孫さんが遊びに来ても、寒いから入るのに躊躇してしまうタイル風呂だそう。
お風呂って間取りの面から言っても、日当たりを重視するようなものではないから、北や西にもっていきがちなのです。
西といえば冬の長岡は寒い風が西から来ます。

写真の窓は出窓になっており、壁の外に突き出ているから断熱が全く聞かない構造のため、もろに寒さを受けます。
また右側にルーバーガラスがついており、このルーバー窓は閉めても絶対すきまができますので、西側の風がお風呂の中に入ってきます。

こりゃ寒かっただろうなとこれだけでも推測できます。


タイルをすべて解体。
タイルの表面のひんやりとした冷たさが、さらに体感温度を下げるので寒いのです。


お風呂の壁にぎっしり断熱材を入れます。
天井にも入れます。
お風呂って裸で入るから、普段過ごすリビングよりもそりゃ寒く感じます。
だから、断熱はしっかり入れないといけません。

そして窓はトリプルガラスの気密性の良い滑り出し窓に入れ替えます。

この断熱材の量をご覧になられた時点でお客様に大変喜んでいただきました。
車庫に運び込んであった、車庫を使えなくするくらいの量の断熱材を使い切りましたからね。
結構な量使うんですよ。


ユニットバスが入ったところ。
入口の上にもしっかり入れて4面ぐるりと断熱材で囲みます。


これで暖かくなったでしょう。
ただお風呂を入れ替えるにも、しっかり断熱材を入れているか。
天井にも入れているか。
そんなところも大事になってきます。
天井には浴室暖房がついて、完璧。

脱衣室の窓にはペアガラスの内窓を入れました。

今なら補助金が出ます。
今回、浴室窓に91,000円、脱衣の内窓に28,000円

浴槽の高断熱浴槽や浴室暖房にもでます。
その他合計20万円くらいの補助金が出ることになります。



脱衣に暖房機も取り付けられました。
暖房だけでなく、送風もあって夏にも活躍しそう。
あとドライヤーなんかもついていて、結構便利。

もうお風呂が寒いなんて言われないでしょう。
皆さんもリフォームするときは、ただきれいにするのでなく、断熱施工を一緒に考えましょう。