Kさんの家 性能向上リノベ 内側付加断熱と造作キッチン&家具 まとめ5
キッチンの事 続き
キッチンから立ってリビングの方を見た様子。
レンジフードも少しだけ高さを高くして、リビング方面への視界を遮らないように、Kさんに実際立って見てもらって工事中に位置決めをしました。
キッチンに立ちながら、リビングの向こうや、吹き抜けの方まで見渡せる。
キッチン脇のパントリー。
木造建築の規定寸法である、柱と柱の間の910㎜という廊下幅と同じ寸法にすると、実際の内側の寸法は76㎝ほどの幅になる。これだと棚が来てその前を通ると狭くて通りにくいので、15㎝ほど広げてやると内側で91㎝以上ある。
少し通路を広げるだけで全然パントリーが使いやすくなる。
棚の奥行はあんまりあると、奥にあるものが見えにくくなり結局片付かないので、奥行は25㎝くらいにして、一目で何がどこにあるかわかるくらいの奥行にしてあります。
突き当りの壁の格子の向こう側には脱衣場があり、LDKの暖かい空気が脱衣にも流れたらいいなというもの。
暖かい空気が向こう側に行ってくれれば暖かいと思うけど、実際どのくらい効果があるか今後も様子を見ていこう。
階段上がって上から見るとこんな感じ。
ぐるっと回れるアイランドキッチン。
リビング側よりキッチンを1段下げてあるから
キッチンに立っている人と、カウンターテーブルに座っている人の目線の高さが同じくらいになって話しやすいバーカウンター。
いろんな写真を撮るけど、どこをとってもいい感じなるなあ。
木のキッチンは、素材を生かした空間によく合う。
カウンターもキッチンの面材に合わせてナラの無垢板。
とりあえず表面はオイル仕上げをしただけだけど、目の細かい紙やすりなんかでこすると、すごく表面が滑らかになって手触りがよくなる。
あと、毎日使い続けると、お皿や食器類がそのやすりの代わりの役目なんかになって、つるつるになっていく。
ナラの木のカウンター。使いながら育てていってください。
これが当初提案していたキッチンのCG。
とてもかっこいいキッチンになったかなと思います。
緑の壁が、白い壁と木によく似合う。