2024年9月13日金曜日

Kさんの家 部分断熱リフォームと造作家具 8

 西側の玄関 西日の熱さを断熱材で解消


西側の玄関。
最近の夏、異常ですよね。
夕方にかけての西日は暑い暑い。この暑さを放っておくと一度熱された室内が夜まで熱い。
玄関前に風除室もあり、ガラス張りのためこちらも熱がこもり暑さの原因に。

というわけで、西側玄関の壁に断熱材を入れていきます。


断熱を入れた上できちんとフィルムを張って気密も取ります。

壁の隙間も気流止めをしっかりやりましょう



壁の下にスリットのような隙間があるでしょう。
これをふさがないと床下の熱い空気を壁内に吸い込んでしまう。
壁に断熱入れてもこれをふさがないと効果は半減しますのでね。


壁の下をグラスウールでふさぐ。
見てくれはいいんです。要は効果が発揮できれば。
ちゃんと埋めます。


天井との隙間もこう。
隙間を埋める。
これが大事。


そのあときれいに断熱を入れる。


仕上げ材を張って完成。
見た目は改修前とそんなに変わらないけど、断熱性能は上がりました。

断熱改修完了!




玄関入ると、前と違ってひんやりする。
Kさんも大変喜んでいます。


廊下ももうへなへなしないから、踏み抜く心配なく堂々と歩けます。


和室もフローリングに変えて、壁は塗り壁調のクロスにしました。
明るくきれいになって古民家みたいとの感想を頂戴しました。


4枚襖も新調し、フローリングの部屋からは木の引戸になっていて。


和室の方からは襖になっています。
戸襖ですね。
断熱材をいれて気密も取ったので、畳の下から隙間風が入って冷たいってこともなくなったでしょう。


リフォームに 断熱改修&造作家具で 快適な住まい 

お悩み部分に重点を置いて断熱改修を提案


リフォームでせっかく壊すなら、プラス断熱材を入れましょう。

お悩み1 キッチンが寒い
一番よく使うキッチンは重点エリアとし、今回は床壁天井すべて断熱改修しました。

お悩み2 畳の下地や廊下のフローリングが古くなり踏み抜きそう。
これについては下地を一度とって改修するわけですから、せっかくなのでついでに断熱材もしっかり入れました。

お悩み3 玄関が暑い
西側の壁からの西日の熱さを解消するため壁のみ断熱改修しました。

全てを壊し、すべての部位に断熱材を入れれば良くなることは明白なのですが、当然お金もかかります。
お悩み部分、気になるところを重点的に直し、断熱改修する。
メリハリをつけて、予算内に収める。
これがリフォームのいいところ。

造作家具で、お部屋に合った造作家具を提案。世界に一つの自分だけの空間に

6帖のキッチンにおけるダイニングテーブル&バックカウンターって探してもないです。
サイズも自由に提案できる、造作家具のいいところ。
部屋に合った自分だけの家具。造作家具で材質を合わせられるので統一感もあります。

お盆に帰ってこられた娘さんご家族が、4名でこのカウンターでいい感じにお酒を飲まれていたそう。
喜んで話してくれるKさんの様子を見てこちらも嬉しくなりました。
リフォームして良かったと、会いに行くたび喜ばれます。
ありがとうございました。

皆さんも
リフォームに 断熱改修&造作家具で 快適な住まいはいかがでしょうか。
ご提案しますよ。