2024年9月16日月曜日

自宅リノベ後 6年経ちました。(キッチン完成 おそっ!)

自宅リノベ後 6年経ちました


我が家もリノベ後住み始めて6年経ちました。
息子が小学生、娘が年少さん。毎日元気で何よりです。
おもちゃが片付かず、特に娘はおもちゃを片付けるとぷんぷんしちゃうので、いない時を見計らってシャッター。
でも片付けが中途半端でちょっと生活感。ま、それでいっか。

その後のキッチン


我が家の造作キッチンのことを少し詳しく書きます。
元々こんな感じで自分で作り始めた造作キッチンの引き出したち。


シンクの下は、引き出しにせず、なべやフライパンなど直接置く棚の仕様。
使ってみると、取り出すのにしゃがまなきゃいけないのと、奥に入れた鍋を取り出すのに手前のものが邪魔になるので大変で、やっぱり引き出しの方がいいねと夫婦で話し合った結果。


6年経ってこうなりました。
すべて引き出し。
引き出し自体は完成していたけど面材をつけてステンレスの取手を付けるのがまだだったのです。
試行錯誤しながら、ゆっくりやっていたので、その間妻には使いにくい状態で迷惑かけました。すみません。

いろいろ試行錯誤の上、出来上がった引き出し収納



やっぱり引き出し収納が使いやすい。
レールは最初、押して飛び出してくるプッシュプル方式にしておりました。
扉面を押せば開くので取手いらずでかっこいいかなという事で。
ただ、これが寸法精度が繊細で、プッシュしてもプルしなくなり、最終的には少し壊れ気味になりました。

結果閉めるときに自動で静かに閉まる、ソフトクローズ方式のレールにしました。
で、ステンレスの取手を取り付けました。

と、まあ、こんな感じでいろいろと試した結果、ソフトクローズの引き出し収納が最強という結果になりました。

我が家のキッチンの取手の種類


①ステンレスの取手


②面材を直接彫り込んだ取手。

彫り込んだ方が金具をつけなくていいのでシンプルですが、加工を慎重に行わなくてはいけないので、作るのは大変。
ステンレス取手はつかみやすくて引き出しやすいかも。
でもすごく大差があるわけではないのでお好みでって感じ。


食洗器の事


最近ちょっとにおいがするって妻が言うので、黒い汚れを手洗いして、食器を入れずに回したら、においが取れて復活しました!


食洗器の扉面材もウォルナットの無垢にしてみましたが、食洗器が熱くなるので木が反ってしまいます。


で、木の脇にそり止め防止で金物をつけてますが、反りの力はすごく、まっすぐにはなりませんでした。
食洗器の面材は、純正のパネルか、木であれば反りにくいコアランバーなんかがいいかもです。
無垢の木の面材はちゃんと反り止めしないといけないのであまりお勧めではないです。


タイル天板とIH


キッチンの天板はタイルなのですが、丈夫です。
傷もなくきれいなまま。
使いはじめに目地がなじむまで、少し変なにおいがしたこともありましたが、本の最初だけ。
タイル天板も全然あり!お気に入りです。


IHは少し天板に焦げがついてきたかなってところ。
黒い天板なので、気になりません。(個人差による)


最後に 涼しい我が家の事



我が家の冷房室温設定は、真夏の本番のころで、26.5℃、最近は27℃。
寝るときは、夏本番でも28℃。

テレビでは1℃温度を下げるより、風を強にした方がエアコン代が安いってなことを言ってたりしますけど、断熱強化した家はそんなこと考えなくて済みます。
そういう次元じゃないんですよね。

我が家は上記温度にしておけば、部屋のどこに行ったって涼しい。
26℃以下の設定したことがない。あと風量も自動にしているので、考えたことがない。
温度設定を下げなくても、部屋が27度ほどなら涼しく感じるんです。

写真の温度計は27℃台。これは、朝27℃設定だったエアコンを切ってお昼前くらいに、見た様子。エアコン切って4時間ほどたっても保冷力があるので、ほとんど室温は変わらなく、冷房切ってあるのに部屋に入ると涼しい。

6年経っても我が家は最高。



2024年9月13日金曜日

Kさんの家 部分断熱リフォームと造作家具 8

 西側の玄関 西日の熱さを断熱材で解消


西側の玄関。
最近の夏、異常ですよね。
夕方にかけての西日は暑い暑い。この暑さを放っておくと一度熱された室内が夜まで熱い。
玄関前に風除室もあり、ガラス張りのためこちらも熱がこもり暑さの原因に。

というわけで、西側玄関の壁に断熱材を入れていきます。


断熱を入れた上できちんとフィルムを張って気密も取ります。

壁の隙間も気流止めをしっかりやりましょう



壁の下にスリットのような隙間があるでしょう。
これをふさがないと床下の熱い空気を壁内に吸い込んでしまう。
壁に断熱入れてもこれをふさがないと効果は半減しますのでね。


壁の下をグラスウールでふさぐ。
見てくれはいいんです。要は効果が発揮できれば。
ちゃんと埋めます。


天井との隙間もこう。
隙間を埋める。
これが大事。


そのあときれいに断熱を入れる。


仕上げ材を張って完成。
見た目は改修前とそんなに変わらないけど、断熱性能は上がりました。

断熱改修完了!




玄関入ると、前と違ってひんやりする。
Kさんも大変喜んでいます。


廊下ももうへなへなしないから、踏み抜く心配なく堂々と歩けます。


和室もフローリングに変えて、壁は塗り壁調のクロスにしました。
明るくきれいになって古民家みたいとの感想を頂戴しました。


4枚襖も新調し、フローリングの部屋からは木の引戸になっていて。


和室の方からは襖になっています。
戸襖ですね。
断熱材をいれて気密も取ったので、畳の下から隙間風が入って冷たいってこともなくなったでしょう。


リフォームに 断熱改修&造作家具で 快適な住まい 

お悩み部分に重点を置いて断熱改修を提案


リフォームでせっかく壊すなら、プラス断熱材を入れましょう。

お悩み1 キッチンが寒い
一番よく使うキッチンは重点エリアとし、今回は床壁天井すべて断熱改修しました。

お悩み2 畳の下地や廊下のフローリングが古くなり踏み抜きそう。
これについては下地を一度とって改修するわけですから、せっかくなのでついでに断熱材もしっかり入れました。

お悩み3 玄関が暑い
西側の壁からの西日の熱さを解消するため壁のみ断熱改修しました。

全てを壊し、すべての部位に断熱材を入れれば良くなることは明白なのですが、当然お金もかかります。
お悩み部分、気になるところを重点的に直し、断熱改修する。
メリハリをつけて、予算内に収める。
これがリフォームのいいところ。

造作家具で、お部屋に合った造作家具を提案。世界に一つの自分だけの空間に

6帖のキッチンにおけるダイニングテーブル&バックカウンターって探してもないです。
サイズも自由に提案できる、造作家具のいいところ。
部屋に合った自分だけの家具。造作家具で材質を合わせられるので統一感もあります。

お盆に帰ってこられた娘さんご家族が、4名でこのカウンターでいい感じにお酒を飲まれていたそう。
喜んで話してくれるKさんの様子を見てこちらも嬉しくなりました。
リフォームして良かったと、会いに行くたび喜ばれます。
ありがとうございました。

皆さんも
リフォームに 断熱改修&造作家具で 快適な住まいはいかがでしょうか。
ご提案しますよ。

2024年9月11日水曜日

Kさんの家 部分断熱リフォームと造作家具 7

 キッチン以外も部分断熱改修


Kさんの家 キッチン以外にもやりたいところがありまして。


廊下のフローリングが劣化でしなって、ペコペコ。
強く踏みつけると落ちそう。
フローリングの下に断熱材が入っていないから、フローリング下面に湿気が直接触れてしまい、結露の繰り返しで板がふにゃふにゃになったのです。
と、いう事で


フローリングを剥いで、断熱材を入れていきます。
一般的な施工と違うところがあります。
わかります?


少し変わった断熱改修


横に流れている根太という下地の下にも、根太の幅に切った断熱材をつけております。
木は熱を伝えにくい材質ではあるのですが、それでも断熱材には負けてしまいます。
根太の部分にも断熱材を張ることによって床裏面全体が断熱材で覆われます。


裏から見るとこういう事。
下地も断熱材で覆われています。
ここまでします?ってまた大工さんに言われます。
今回、フローリングの劣化の修繕と、底冷えがひどいのでその解消のため床のみを断熱改修。壁と天井は断熱改修しないので、少しでも床の性能を上げて不快さを解消してあげたいとの配慮です。


和室も同じことをします。根太の下に断熱材が張ってあるのがわかると思います。


大工さんありがとうございます。感謝。