2022年12月14日水曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム10 完成


完成しました。

こちらは青いドアの部屋。


棚は可動棚なので、収納するものによって高さを変えて可変的に。

ハンガーパイプにはハンガーにかけたまま、収納できるように。

お母さんが干した衣類をそのままハンガーにかけたまま収納できます。

このハンガーパイプも可動式なので、まだ背が低く小さい頃は低く設定しておけば、自ら洋服選びと収納ができます。


一番右のスペースは、デスク。

棚はA4が入る大きさにしてありますので教科書なんかも余裕で入ります。

教科書など結構な重さになるので、棚の厚みも少し厚めにしてあります。


最近はタブレットが一人一台だったり、スマホを今後持つこともあるだろうということで、壁付けUSB電源も完備。

通常のコンセントもあり、デスクライトやPCに使えます。


8帖ですが、6畳用スバ暖エアコン。

しっかり気密断熱施工したので、エアコンは小さくても大丈夫なはず。


換気扇はロスナイを設置。

熱交換と言って、簡単に言うと外の寒い空気を入れるとき、寒い空気をあったかくして室内に入れるので暖房効率がいいわけです。

前回書いたように、ペアガラスの内窓を設置しましたし、以前より快適性は格段にアップしているはずです。


こちらは隣の緑ドアの部屋。


デスクと可動棚と可動ハンガーパイプの組み合わせは二つの部屋とも共通。


床はパインの無垢フローリング。

適度に柔らかいので、素足でも気持ちいいんです。


廊下から見るとかわいい色違いのドアが並んでおります。

お子さんたちもかなり喜んでくれたようで、おじさんうれしいです。

喜びすぎて、ドタバタしすぎて下の階のリビングに足音がかなり響いたそうな。

ただきれいにするリフォームではなく、断熱性を上げて快適に暮らせるようなリフォームにしました。

これを性能向上リフォームとか、性能向上リノベーションと言います。

見積もりも、そのままきれいにする場合と、追加で断熱性能を上げた場合、の2パターン提案することも可能です。

今回のお客様は比較して、断熱性も上げることを選択いただきました。

断熱性を上げることで、こどもみらい住宅支援事業の補助金ももらえました。

今後も断熱性能を上げることは国の施策として続いていきますので、断熱性能を上げて、快適に暮らせる性能向上リフォームや性能向上リノベはおすすめです!


2022年12月12日月曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム9

 


大工工事も完了したところ。


クロス張りが始まっております。


アクセントクロスも張られました。

窓から入る緩い光がまた心地いい。


窓には内窓が入りました。

今までもペアガラスのサッシが入っておりましたが、アルミと樹脂の複合サッシでしたので物足りず。

やっぱりアルミが含まれているサッシをそのままにして快適性は上げられません。

結露しますよ。

そこで内窓を入れてグレードアップ。

内窓もペアガラスですので、ガラスは2枚+2枚=すべて合わせて4枚になります。

開口部は暑さ寒さの弱点部分。これぐらいしないとね。

さらにガラスとガラスの間は空気ではなくアルゴンガスでさらに断熱性を上げ、ガラスとガラスの間に入るスペーサーはアルミでなく樹脂に。

この辺はマニアックですが、要は外気を室内に伝えにくい仕様にしてありますってこと。

内窓にもいろんな仕様がありますが、窓はかなり重要部分ですのでしっかりとした性能のものを入れます。


内窓を開けて、外の窓との間に手をかざしてみる。

室温よりだいぶ温かい。

このころ夏でしたので、内窓によって外気の高温が室内に入ってこないようさえぎられているのがわかるのでした。

それにしても早くアップしますね、もう冬。



2022年12月9日金曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム8

 


制作したドア。

実はこのドアの中にも断熱材が仕込んであり、断熱ドアになってます。

こういったところも抜かりはありません。


シナという木材のドア。

このままでもかっこいいですよね。

今回は子供部屋らしく塗装します。


一旦入口枠に合わせてみて。


削って微調整してまた合わせて。

を繰り返して取付。


で、いったん取り付けたドアを取り外して塗装のために引き上げます。

部屋の大工工事も完了し、クロス張りを待つところ。


さあ、引き上げてきたドアを塗りますよ。


なんと、かわいらしい。いい色!






2022年12月7日水曜日

オオクワガタの幼虫 引っ越し

 


ビンの内部は全体が白かったんですが、白い部分が減って幼虫がだいぶ食べ散らかした様子。

大きくなっているでしょう。



大きな幼虫には新しい大きな容器がふさわしい。

ということで小さい容器からお引越し。

大きい容器に入れれば大きいクワガタになるかな?

取り出してみると大きくなってました。

幼虫は見たくない人もいるだろうことから、自主規制。

調べたところ、メスなら卵巣がクリーム色に見える。

オスならおしりのあたりに小さい線が見える。とのこと。


あれ?うちの幼虫オスかも?クリーム色の部分がない、線ある気がする。

ん-、どうでしょう。

生まれてくるのが楽しみ。


新しい容器に入れると、もぐもぐ食べてちゃんと潜っていきました。

さみしいけれど、次会えるのはまた数か月後。


2022年12月5日月曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム7

 


パインの無垢フローリングを張っていきます。


張ったそばから傷つかないようにすぐ養生してしまうのでフローリングを張った全容が見えるのは完成してからです。



2部屋の間にもグラスウールを入れて、防音効果を狙います。


棚は、こんな感じになると、パースで伝えると大工さんにも伝わりやすい。


パースと同じアングル。


さあ、仕上げに近づいてきました。



2022年11月28日月曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム6


断熱材を入れたら、きちんと防湿シートで気密化。

隙間となるようなところはテープで止付ける。


天井は2枚重ねで30センチの厚み。

夏の屋根からのとんでもない熱を防いでくれます。

雨の音を和らげる防音の効果もあります。

ちなみに我が家は大雨でも降ってるかわからないこともあるくらい防音効果があります。


エアコン配管を通すスリーブ周りも部材を使って気密化。


床も下地合板のつなぎ目をテープ処理して気密化。

家全体ではなく、このように子供部屋のみを気密断熱化します。

これを部分断熱と言います。

ただきれいにするだけでなく、このように心地よい空間になるようなリフォームを提案していきます。





 

2022年11月22日火曜日

Wさんの家 子供部屋断熱リフォーム5

 


ボルトが緩んでないか確認。


コンセントボックスに気密化するための部材を取り付け。

壁の中に室内の空気(湿気)が入らないようにするため。


外壁側の石膏ボードの穴をふさいだり、割れあればテープで止付け。

これは外気が壁の中に入ってこないようにするため。


ボルトなどの鉄部分には


断熱材を吹いて壁内に冷たさを伝えないように。

ヒートブリッジ対策。

2022年11月2日水曜日

Wさんの家 子供部屋リフォーム4

電気工事も進めてもらい


床の工事を進めます。

既存の床にあったカーペットをはぎ、出てきた床の上に新たに床を組みます。


水平ではないので薄い板をパッキンとして使い、木の下地が水平になるようにします。

これがめちゃめちゃ手間がかかる。

水平を一カ所一カ所見ていきます。


 そこへ断熱材を入れていきます。

2階の床は室内だから断熱材を入れなくてもいいのでは?

いやいや築40年くらいの家は隙間風が結構入ってくるんです。

ですので1階の天井と2階の床の間は外気が入ってきます。

ということで2階の床下は外!という考えなので結果2階の床に断熱材を入れなくてはいけないということになります。


その上に床合板を張ったら床下地は完成。

作業がしやすくなりました。



2022年10月20日木曜日

スズメバチを見つけたら早めの対処を

 


スズメバチが飛んでいるとのことで現場直行。

古屋にはスズメバチが入れそうな隙間や穴がたくさんあります。


出入りしているのは破風と呼ばれる屋根の先端にできた穴。

スズメバチ駆除屋さんのスズメバチを鎮静化させる薬剤を散布したのち


屋根裏を開けてみたらありました。


おりゃおりゃ突ついて落とし、巣を撤去。

この巣にも薬剤をまいて完了。

怖くてスズメバチか確認できない場合でもスズメバチではないと自分で判断せずに分かる人から見てもらいましょう。

10月にでもなればスズメバチの巣にはハチがいなくなってくるのですが、活性化している夏場位に見つけたら巣が大きくなる前に早めに対処しましょう。



2022年10月4日火曜日

オオクワガタの幼虫もらったよ

 


この中にオオクワガタの幼虫がいるらしい。

しっかり越冬して来年を待とう。

出てくるのはオスかメスか。

コクワガタか。

いやオオクワガタは確定。

2022年9月27日火曜日

Wさんの家 子供部屋リフォーム3

 



1階の屋根裏に通じる壁の穴。

家の構造的に言うと、屋根裏空間は外気が入ってきて換気を必要とする空間。

屋根があって家の中ではあるけど、外の空気が入ってくるということは、断熱的に言うと屋根裏空間は『外』なんです。

現状は外気が壁の中を通り抜ける状態。

ということはこの屋根裏空間と壁がつながっていたら夏暑く、冬寒いわけです。

つながっていていいわけないんですね。


というこんな感じでふさぎました。

こうしないと断熱材は長い間に


こうなります。

カビなのか真っ黒になって効果が期待できません。


壁の下も1階と通じる穴があるので、断熱材と発泡ウレタンで隙間ふさぎ。

これが通気止めというものです。

これがないと断熱材は


こうなります。

せっかく入れた断熱材の効果を享受できるように隙間をふさぐ。

気密施工はしっかりしましょう。

しっかりやるとリフォーム前後で違いが体感できますよ。

2022年9月8日木曜日

Wさんの家 子供部屋リフォーム2

 


子供部屋2部屋の改装。

2部屋の間の壁もとりあえず壊す。

2部屋の間には防音のためグラスウールを入れる予定。


1階屋根裏空間に通じている穴。

今回断熱気密施工するのでこういった穴もふさいでいきます。

屋根裏から外気が入ってこないように。

隙間風が入ってこないように。



これは壁の下部。

1階の天井とつながっていて、1階の暖房で暖められた空気が壁内を通っていくことで断熱効果が失われる。

そこでこういったところもふさいで行きます。

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