一階の床を解体して下地からやりかえる
土壁の解体したほこりなんかが飛んでしまうので、壁の解体が落ち着いてほこりで汚れる心配がなくなったところで、2階の床下地を完成させ、続いて1階に降りてきました。
汚れないようにという段取り、工事の順番も大工さんの心づかい。
元々畳の部屋の床を解体。
横に走る大引きという木材を、木の束でコンクリート板から支えています。
水平レベルを見ると全然悪くない。
レベルもいいし、シロアリに食べられてるわけでもない。
昔のやり方、木の束で支えてるってこと自体は全然悪いことではない。
ただ、畳ではなくフローリングに変えることで床下地の高さを変えなきゃいけないことと、断熱材を厚く入れたいということから下地から全部やりかえます。
残してそのまま使うより全てやりかえた方が、金額的にも断熱的にも有利っていう判断。
これが元のアングル。
様変わりしましたね。
長岡トップレベルの床断熱を入れていく
1階に入れる断熱材。
相当多い。でも実はこれで半分の量。
大引きと言う太い木材が入っていきます。
木の束でなく、鋼製束と言って金属の束に変えたので、シロアリ被害にも強いですし、ネジ式なので水平レベルを一つ一つ合わせやすいです。
6センチの断熱材を
大引の間に入れていきます。
上の吹き抜けから見るとこんな感じ。
その大引の上に根太という木材を流していき下地を二重にします。
で、もう一度根太の間に6cmの断熱材が入る。
断熱材も二重に。
6cm+6cm=合計12cm!
材料屋さんによると、5cmの厚みの断熱材が出やすいので5cmの在庫があるという。
つまり一般的には5cmの断熱材1枚を入れることが通常ということ。
長岡で通常5cmのところ、12cm入れてるわけで、おそらくこれはトップクラスでしょう。
その上から2階と同じく24ミリの合板でを張ってシャッキリさせて
一階の床下地が半分完成!
なんでこんなに厚く断熱材を入れるのか?
うちもそうなんだけど、断熱性を上げて、無垢フローリングにしたら、床でゴロゴロしたくなる。
そうした時に床が冷たいと、一番触れている床の冷たさを感じちゃうので、室温は高くても寒く感じちゃう。
直接触れる部位の断熱性は上げておきたいと思っているのであります。
我が家ももう少し入れればよかったなという反省からKさんちは我が家よりも厚く入れたのでした。