パースと比較してみる
1階も2階もボードが張られてくると、いよいよ全体のイメージが完成に近づいてきて、今までの苦労が報われてきます。
いやあ、なんでも下準備=下地造りは時間がかかるもんで。
木下地のできた後、その上から張る、石膏ボード張り作業は大工さん手慣れたもんで、早いはやい。
見上げた写真なんかもすぐとりたくなっちゃう。
そういやボード貼る前の下地の写真があったのでここでパースと比較。
内側の壁の処理
正面の壁の向こうは廊下。
今回のリノベ範囲外。
廊下との境の壁にも断熱材を入れていきます。
とは言え、外に面する壁ではないので断熱材は一重で。
向こうの廊下の天井裏が見える穴をシートで塞いでいく。
これも風が入ってくるのを防ぐ『気密』のため。
壁の下の隙間も埋めるべくウレタンスプレーでガッツリ埋めていく。
ウレタンの間に小さなスキマ!
これも見逃さず埋めていきましょう。
こんなスキマの下処理をした上で断熱材を入れていきます。
いよいよ工事も終盤を迎えていきます
天井も張られはじめ
その天井の仕上げはラワンベニヤ。
通常下地材で使うラワンベニヤは、きれいな仕上げ材にもなる。
これをワックスで濡れ色にすると木目が強調されてちょっと高級感さえ漂う。
仕上がった姿は後日完成後にお見せします。
フローリングも張られていく。
工事も終盤戦。
そして窓には内窓が設置されました。
仕様はペアガラス+Low-Eガラス+ガラスの間にはアルゴンガス(空気よりも熱を伝えにくい)+ガラスとガラスの間のスペーサーは樹脂(金属より熱を伝えにくい)
と最上級の内窓。
でも最上級の方が、補助金がたくさん出るので結果安いのです。前回も言いましたが。
窓は壁よりも断熱的に弱点なので、窓の断熱補強なくして、家の断熱化はありえません!
壁が張られると壁の下には巾木が取り付けられますが、角はお客様が足の小指をぶつけて悶絶しないように大工さんが斜めに落としてくれてました。
そこから二人で、足の小指をぶつけたときの痛さの話になり、その痛さを考えたらやっぱり斜めよねって。
ちなみにこの巾木もフローリングに合わせて無垢のバーチ材です。
ボードが張られたところでついにクロス屋さんが乗り込み。
少し複雑なクロス屋さん泣かせの天井ですが、丁寧に施工してくれてます。
もう少しだ!こうなる予定!