2025年2月17日月曜日

Kさんの家 性能向上リノベ 内側付加断熱と造作キッチン&家具 23

階段の踏板をつけていく 



工事が終盤にさしかかり、階段も仕上げに移っていきます。
階段の踏板。
これもフローリングと同じバーチ材にしました。


大工さんに滑り止めのための3本溝を作ってもらいました。


上から見るとその3本溝がそろっていて美しい。
ビスで止めるためダボ穴をあけてますが、しっかりそのダボ埋めする木もバーチ材を使って埋めます。

窓を掃除



窓はいつもお願いしているアリコさんに掃除してもらう。
内窓を取り付けた窓の外窓はそのままなものですが、掃除してもらうと新品のようになる。


まだ少し工事は続くので、新品のようにきれいになった窓を汚したくないため養生をする。
吹き抜けの手すりも付いて2階はほぼ完成。

建具を取付



大工さんが作ってくれた木の建具枠に、建具屋さんがドアを入れていきます。


メーカーの既製品ドアにはない味わいがあります。

通常、既製品は枠とドアが一式になっているから、建材屋さんからドア1式を買って、大工さんが付ければ終了。

対して今回のような造作建具は、私がデザインやサイズを決めて、大工さんが枠を作り、建具屋さんがドアを入れる共同作業。


脱衣室の出入口は引戸。
しっかりソフトクローズにしてもらってるんで静かに閉まってバタンて音はしないですよ。

右に見える穴の向こうは


キッチンのパントリー。
向こう側のLDKで暖められた空気を脱衣室にも流して、あったかくしようとしている穴。


こんな感じにして、空気は通るけど、脱衣の目隠しにはなってるっていう格子をつけました。あったかい空気が通り抜けるか?これは実験的なもので今後どうなるか経過を見ていこうと思います。


パントリーから見るとこんな感じ。向こうが脱衣室。


やっぱりかっこいいんだよな。木のドア。
ちなみにドアの向こうの廊下は断熱範囲外なので、このドアの中にも断熱材を入れて保温力を高めています。


ライティングレールも付いたので、照らしてみる。


ほぼ同じアングルから撮ったビフォー写真。
変わったなあ。
同じ場所と思えないでしょ。
脚立が立てかけてあるところに階段がある。
柱はそのままにしたから、柱の位置が変わってないのがわかると思います。だからよく見ると同じアングルだとわかります。


寝室になる部分は縦格子で柔らかく仕切る。
せっかくの広いワンルーム空間に完全間仕切りをすることで狭くなってしまってはもったいないので、後ろが少し見えるくらいに軽く仕切って広さを感じられるようにしました。


次回はキッチンのカップボードとテレビボードを取り付けていきます。

2025年2月14日金曜日

Kさんの家 性能向上リノベ 内側付加断熱と造作キッチン&家具 22

キッチンの取付をする



 緑色のクロス。


白いクロスと木ともよく合う緑。


内装が進んでいるので、自分の仕事=造作キッチンも進めなきゃ。


という事である程度作り上げたキッチンを、運ぶためにばらして持ってきました。


引き出しなんかも全部外して運搬。


水道管や排水管、電気線も想定通りの位置にきているのを確認して、しっかり取り付いて、ほっとする。


いいね、いいねと確認しながら取付。


ステンレスの引手をつけて


ばかいいて~。
かっこいい。
引き出しの間のすきま、スリットが横にそろうように設計したので、きれいで気持ちいい。


食洗器も入れてみる。
ばっちりやん。


IHも、はまったぜ。
あーホッとした。
うまくいくか不安でしたが、ここまでくれば一安心。
食洗器のグレーのパネルは


一旦外して、


しっかり他とそろえたナラ材に変えるのです!


ナラ(オーク)の造作キッチン!
メーカーのキッチンではない、手作りの、オンリーワンの世界に一つだけのキッチン。
自分で作って言うのもなんですけど、かっこいいー。
しっかり考えて、設計して、作りながらマイナーチェンジしたりして、ようやく形になる。


まだ、やることいっぱいあるけど、造作キッチンの山は越えたな。


完成が待ち遠しい。
暗くなった部屋で、明りに照らされた梁もきれい。
造作仕事はまだ続く。

2025年2月12日水曜日

Kさんの家 性能向上リノベ 内側付加断熱と造作キッチン&家具 21

 脱衣室も断熱をしっかり入れる


屋根の雨漏りは止まったので、しっかり断熱材を入れていきます。


天井には例のごとく3重に入れる。


外に面する壁は2重に入れる。

脱衣場・浴室が寒く、急に熱いお湯に入浴することで、血圧の急激な変化に耐えられず、亡くなってしまうこともあるヒートショック。
交通事故よりも件数が多いといわれています。
脱衣所と浴室の室温を上げてやることで、急激な温度変化なくして、血圧の変化を緩やかにしてしまえば、ヒートショックを防げる。
だから、脱衣場と浴室も断熱改修範囲にして、少しでも暖かい空間としたいものです。

高級感のある塗装のようなクロスを張る



丁寧にパテされた天井壁。


丸太梁のあたりとか、勾配天井だったりとか、クロス屋さん泣かせの天井。


きれいに張ってくれてありがとうございます。


今回のこの白いクロス。
通常のクロスよりも一段と薄いクロス。
織物調だったり、塗り壁調なんかのように凹凸があるようなクロスではなく、塗装した壁のようにつるっとした表面で、高級感もある。
薄くて凹凸も少ないという事は、張る面の下地ががたがたしていると、張った後にすぐにわかってしまう。
下地を拾ってしまうと職人さんは言いますが、下地が平らになるようにパテにずいぶんと気を使わせてしまいます。
職人さん泣かせのクロスを職人さん泣かせの勾配天井に張ってもらうっていう、すいません。
でも仕上がった質感は


めーっちゃくちゃかっこいい。
張るのが大変なクロスなので、少し単価も高いですが、この手のクロス、選択する価値あります。
かっこいいんで。

造作キッチンを進めます!


クロス屋さんが作業している間、大工さんも少し現場を離れているので、今のうちに


造作キッチンを進めておきましょう。

やっぱり収納は開き扉より、引き出しの方が使いやすい。
何が入っているか一目瞭然ですしね。
開き扉の収納のように奥に何が入っているかわからないくて、いざそれが欲しいって時にどこにしまってるかわからなくなることもない。


最初の提案では、価格を抑えるために、キッチンのシンク下は、扉も付けず、引き出しでもなく、ただ棚板があるっていう提案。白い2段の棚のところ。
食洗器の左もワゴンをしまえるところにして、引き出しではないけど引き出せる収納にしてありました。

実際自分の家でも造作キッチンを使用しているのですが、最初は試しにこのシンク下のように引き出しではない単なる棚にしておりました。
がやっぱり使っていると、引き出せないただの奥行が60センチくらいある棚の奥に鍋を置いた際に、まあ取り出しにくい。

一旦使っては見たもののやっぱり、引き出し収納が最高ってことで、全部引き出しに造り替えました。


Kさんに引き出しをお勧めし、少し価格は上がるけれど全部引き出しに


しました。


引き出しがスムーズに動くことを確認したところで


面材を張っていく。
素材はナラ。英語でオーク。濃すぎない茶色で木目がきれいな木材です。


IHも入れて、しっかり寸法通りか確認しナラの面材がある程度、仕上がったので次回キッチンを取付に行きます。

2025年2月5日水曜日

Kさんの家 性能向上リノベ 内側付加断熱と造作キッチン&家具20

 クロスを選ぶ


いよいよクロス選び。
事前にクロスを選んでもいいのだけれど、部屋の形ができて実際にイメージしやすくなってからクロスを選んだ方が選びやすい。

クロス選びをするときに、カタログがわかりにくいって思うことありませんか?
カタログのサンプルって4~5㎝四方くらいで小っちゃくてイメージわきにくいんですよね。

そんな時は少し大きめのサンプルがもらえます。
それを壁に貼って縦に見ることで、小さなカタログサンプルより少しイメージがわきやすくなります。

奥さんに好きな色を聞くと緑。
緑を中心にどんな緑がこの壁に合うか比較検討。
いろんな緑を見た結果、奥さんと一緒にこの緑を選択!

実はカタログの小さいサンプルで見たときは、この緑は第一候補ではなかったんですよね。
大きなサンプルを並べて壁に貼って、比較することで、小さいサンプルではあまり目に入らなかったこの緑が一番よく見えた!

だからこの緑にしました。
大きいサンプルって大事。


と、私の提案でグレーのアクセントで作っていた今までのパースを緑色のクロスに変えて再作成。
カップボードの背面も汚れが目立たないように白ではなく緑にして。

白も真っ白よりは少し色の入った落ち着いた白にしました。

おー!かっこいいねって納得したうえでクロス張りのGOを出しました。

階段を作る



キザキザの階段の親板。


を置いてみる。
写真は加工の時間を省いているので、簡単に設置してますが、実際ここまでの加工に結構時間かけてますのでね。


今しか撮れない写真。いい感じ。


親板がしっかり二本かかったところでとりあえず、木材の余りを踏板にする。
余りのの木材なので、傷がついても大丈夫。
とりあえず仕上げの踏板材を取り付けるまでね。

脱衣場の事


LDKの工事がいったん落ち着いたところで、脱衣場の工事に移ります。
この脱衣場も断熱範囲内として改修していきます。
当然LDKと同じく床は60㎜のスタイロフォームを2重張りの120㎜厚。
12センチって断熱にこだわらなければ普通しないですからね。


脱衣場には出窓があったのですが、こちらは窓をなくして壁にして、明るさよりも暖かさ重視にしていきます。


壁の向こう側の廊下は断熱範囲外という事で、境の壁には断熱材を入れます。
天井裏の穴の部分は例のごとくシートを張って風が回ってくるのを防ぎます。

と、工事がここまで進んだところ、脱衣場の床が濡れてるのを発見!!
上を見ると屋根裏が濡れている。

何が起こってるのかと早速屋根に上がってみる。


むむ!


あなーー!
Kさんが発見。
雪下ろしの時にでもスコップでつついたのでしょうか。
こんな小さな穴でも下には結構な水が垂れてきます。
とりあえずテープ貼って一時しのぎをし



後日板金屋さんに補修してもらいことなきを得ました。
冬なので応急処置として、春になったら修理を考えていきましょう。

それにしても天井を工事する前でよかった。
こんな偶然的に天井をふさぐ前に雨漏りが見つかるなんて。
ほっと胸をなでおろしました。


2025年2月4日火曜日

キッチンを断熱リフォームしたKさんの家のこと 

キッチンを断熱リフォームしたKさんの家のこと


少し前に断熱リフォームさせて頂いたKさん。
Kさんとお取引のあるサッシ屋さんより私に連絡がありました。


Kさんとお話ししたところ、冬本番、一年で一番寒いこの時期にあったかい。
夜、暖房消して朝この部屋に来てもまだあったかい。
と、そんな暖かさを実感する喜びのお話でした。


それをしっかり私に伝えてくれるサッシ屋さんにも感謝ですし、喜んでKさんが住んでいることがわかって、建築屋としてこれはほんとにうれしい。

この家に来客があると、このカウンターテーブルを来客された方がいいねって言ってくれるそうですし、Kさんもこの部屋が家の中で一番落ち着くとのこと。
世界に自分だけのオンリーワンの家具で愛着がわきますしね。

今まで無断熱で冬は相当寒かったでしょう。

いやー、うれしい。
自分が手掛けたもので、喜んでもらえる。
そして、夏が来るたび涼しいと喜んでもらえ、冬になるたび暖かいと喜んでもらえる。
こんなうれしいことがずっと続く。

やはりリフォームは高断熱化と織り交ぜてやるべきです。

そして弊社にはそこにオンリーワンの愛着のわく、造作家具の製作も含めて提案できます!